残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

カプ本についてキモイひとりごと書く

ナマモノジャンルなお友達が検索除けだの大変みたいです。生も生、キャラとか役柄じゃなくてご本人の楽屋裏まで妄想するとなるとあちらには結構なダメージだということもあり、自主規制がキツいらしい。
マイジャンルのダーリンたちはどうやっても2次元から出てきてくれないですので*1前記のケースにくらべると直接ではないかも・・ですが対岸の火事といってはいられない。私がここにいるのはあたりさわりのない本だけ読んで満足できたわけじゃないからです。
とタンカは切ったがなんとなくカプ本がうまく買えない最近。普通に考えて愛し愛されて生きる人間ていいじゃないですか。けれど2人だけの純愛に殉じるものを新しく仕入れるのはもういいや的な気がしてきています。いや、読みたいのですがなにかの気力が尽きてきたっぽい。*2
たぶん、それはつまり、手軽に*3手に入るのはいいけど主食とおかずのバランス悪いってことだとおもいます。二次なのに原作から特段理由もなく性格がかわってめっちゃ女の子っぽくなってるとか。外見が理由もなくにょた化するのは軽いノリで楽しめるのですが、性格上のアイデンティティが原作からズレちゃってるのは、描くほうにかなり力量があったり読むほうのメインジャンルだったりしないと受け入れがたいものが。
原作との間にあまりにファンタジック/ダイナミックな認識ズレのあるお話にはついノれない方向にいっちゃう。それでもいろいろな付加情報*4がのってくれば、読んで楽しい場合もある。けど自分はというと単品で納得できるようには描けないな。そこまできちんと嘘*5をつらぬきとおせる画力なり筆力なり創造力なりがないしな。プロさん、セミプロたる壁さんとかならばそれはちゃんと処理してくれるんだろうけど。*6
う~ん、わりとえげつなく男*7でありつつ、それでも美しい表情をかいま見せるキャラの話が、喉から手が出るほど見たい*8というわがまま。
そんなわけで、そんなわがままな私がおすすめするぎんだまのかつらアンソロは「のぉすだこた」さんのですよ、とてもよかったです、というオチ。
あともうひとつ、愚痴になるのですが、その3次元ジャンルのお友達はこっちくるかいって誘ってくれるんだけど、グレン27話まで見てから誘ってくれないか、といいたくなる。3部ロシウっぽいキャラとかいませんかね?・・僕は君にアバンシモンの説明を少なくとも3回はしたよね(多元なんっても最後までみてないからわからんのだとおもう)・・? うん、私のジャンル話に対する善意でいってくれてるんです。わかってる。頑固ですみません。

もう一つ、二次だからって自分の目と手で書いている人が卑屈になる必要はない。
著作権法複製配布は、丸コピできるオンラインでサービスを営むところはかならず規約で禁止してる。どんどん通報すべき。
こないだは人のピクシブ絵をオークションにかけてるとか。
ピクシブ絵をアイコンにするってのもいた。
トレスは少々意味合いが薄れるけれどいかんよな。

レーティング

i04さんとのハイクの議論で、いつも思ってた理不尽がちょっと噴出した。
まず議論の中で相手は興奮して手を窓につっこんで割ったといった。絵の上手い人はレーティングおかしいし、感情的でエキセントリックな行動をするものだと再確認。i04さんはそういう絵師である。
本題に入ると私は保守的な家庭で育ち、エロネタを楽しむまえに親が私を見ていないかを確認する癖がついている。さもなくば、エロネタを楽しむ私をみた母親が、本気で傷ついてしまうから。それは理屈ではなくそういうものだった。描いてもいないのに。読み手の行動でさえ人をきずつける。
今ようやく母から自由になって、エロネタ(や流血ネタを含む、オトナ向けの創作)を作る側に足を踏み出して戸惑い、若い上手い絵師と意図せぬことで傷付けあい、それでも自分はそういうネタが読みたい、ないなら私が描くという一念で、死ぬほど長い道のりを見上げてうんざりしている。
人体部位でさえ、なかなか相手に通用するように描けないものだ。記号を駆使してわかりやすくしようとするとヒラキポーズばっかりになったり。全体のバランスがとれずにグロくなったり。
絵師が人体を視線の中で肉と骨にわけようとするのも実は世間にはデリカシクナイことだし、中途半端にうまいけど部位がわかりにくいポンチ絵(説明のたりない絵)のグロさも同じく、見るものにとってデリカシクナイ。
ジャンルわけは予備情報を補うことで、絵のなかの説明が足りなくてもその絵が通用する、理解される、ようにすることでレーティングの機能の一部を肩代わりしている。
最終的に、絵を見る人間のために絵師はデリカシーを確保しなければいけない。そのためにジャンルやレーティングがある。「理解不可能(説明不足)」と「おそろしい」は非常に近い場所にある。おそろしいものを人にいきなり見せてはいけない。その意味でも画力が喉から手が出るほど欲しい。NAPOのエロ絵はヘタさも加味するとR30程度の規制が必要だろう。

こちとら保守的でいてシモネタがスキな
難儀な中身もってる女子ですからね~
 
どんなものも笑いのめす強靱さは他の人を傷付ける。
中途半端なヘタウマ絵ってグロ絵だから
自他ともに傷つく段階がある。そういう意味で、
私なんかいつまでも超ナイーブなんですよ。
人体の一部がまずぱっとみ意図した部位としてみてとってもらえるかを
心配しなければならない。
うまく読み取ってもらえるようになってから
慎重にレーティング(ジャンルわけもその一つだよね)をかけて
そっと人前に出さないと
ホント人類の9割にとってはたぶんまだグロ絵ですからね、私の絵など。
私をはるかに通り過ぎた上手い絵師は
もう人としゃべったり町を歩きながら
皮と肉の下で骨格どうなってんだろとかじろじろみてたりするでしょ?
そういうのって普通hentai的な視線なんだよ、
自分が一般的でない地平にいて、
レーティングが曖昧になりがちだということを自覚したほうがいい。
で、基本に立ち戻ると、男性器だって女性器とおなじくレーティング対象なんですぞ。
驚愕の事実ですかねw

でも、逆にいくら絵がうまくて、なにがおこっているか説明しつくせてもレーティングが甘くなるわけではもちろんないのだ。男性器だって女性器と同じくレーティング対象だよバカ。
権利権利でいいあらそっている青少年規制の根本も実はそう言うことなんだと思う。エロが慎重に扱わねばならないけれど、必ずしも恐ろしいものではなくやりようによっては楽しめるものだという(オトナにはあたりまえの)事実を、若い相手に伝えるとき、どれだけ世間の親たちは心をくだくことか。絵師は自分の表現力でそれをかるがるふみこえられると思いこむ誘惑と戦わなくてはいけない。いくら表現上必要でもレーティングはしっかりしろ。エロだけじゃない。流血も暴力もレーティングしろ。人間の子供の一般的な性質として、怖がって絵そのものを嫌いになりかねないから。

つきまとい

しかしそもそものきっかけはi04さんのあじこさんへの言い方が見るに堪えなかったから。「年収100万円の人のほうがオレより幸せだろうと実際思ってるよ」なんて、400万の人、しかも有名人が思っても言えるわけないじゃない。死にそうな思いをしてお金をなんとか稼げてる人がオレは年収100万円の人より幸せ/不幸せだと宣言しなきゃいけない義務なんてどこにもない。まして鬱病の人がそんなこといえるわけがない。
ハイクを楽しみたければそのつきまといをやめるべき、という結局取引型になったけどね。説得がむしろ洗脳とみられて一切通用しないと予想されたから(年をとって悲観的になったものだが、窓をたたきわったというような相手では実際そうだったんだろう)、しかたがない。相手を言葉で追い詰めたあとで、合法的に人を殺してやったんだなんてあとから自慢しそうで怖い。ネットにはそういう非デリカシーが溢れていて、あたりまえだとおもいこんでいる。
そういえばNAPOには海辺から行方不明になったままの絵師の先輩がいる。探しに行くどころか、無事に暮らしていると思いこんだまま、10年後にその事実を知った。

かとおもうと、自称小学校5年女子のkurumiたんは、「いじめたい相手」などというアホキーワードたてて誌ねとかいってくるし。オレなんでこんなところで板挟みになってんだろw 一度、猟奇絵師と生意気モチーフ世代を直接対決させたいという誘惑に全く良く耐えてるよね。
でも世間に生まれそうなトラウマが1つでも回避されるなら両方に説教する価値はあるかなと思うわけ。オレのトラウマが叫んで唸るから。きゅうくつな平和のほうが自由な戦闘より全然いい。

自分がオタクと呼ばれていることなど、他所で白状しなければオタクじゃないふりできるのに、わざわざ「自分ってオタクと呼ばれてるんだ~♪」としつこく自分から吹聴する行動は似非オタクといえる。
そういう人が「他称オタクからみればオタクはもっと不自由すべきだねっ」と吹いて回るのは、心から好きなものに没頭してる自発的自認的オタクからみて本当に腹立たしいものだね。おまえさえいなけりゃ世間は平和だよ。
そういう他称「オタク」はね、周りの人が面と向かって「変人」「KY」といえないから「オタク」って言い換えてるんだよ。ばかめ。
あといつもの言い訳「定義が違う」。たぶんいるかさんは「一番身近なリア充には、(自分という子をなした)親や、(恋人のいる)兄弟などを含む。つまりそういう知識は親兄弟に教えてもらえばよかったというつもりだったのに」とでもいうのでしょうね。一般的には全く違います。もうすこし距離感、不公平感、そしてうらやみのこめられた言葉ですよ、リア充てのは。善意のつもりであれ、間違った言葉をつかうだけでも議論が紛糾する(そのうえこの人は立ち位置もふらついてるけど)ので客観的にはマジ邪魔です。

*1:といっても動画な時点で中の人もおおぜいいたりして準3次元とはおもっていますが

*2:そのほうがお財布的にも平和だけどさびしいのも確か

*3:昔に比べるとそれはもう格段に!

*4:サイトで別作品とあわせ読みできたり端的にはイベントで人となりとその他の作品を拝見していたり。やっぱりどういう文脈でつくられた作品かを知ると読み方がかわるんですよね

*5:というと語弊がありましたら、フィクション

*6:NAPOは同人歴正味で丸2年ですからへんな風にこだわってるのかな・・。

*7:であったり女であったり、要は本人らしく

*8:そしてゆくゆくは描きたい