残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

戦争はなぜ悪いことか
 
繰り返し学校で・新聞でおしえられてきた話なんだけどよく考えるとよくわからなくなるんだよね
大体ネットとか新聞で見た主張を短めにわかりやすくまとめてみました。
 
人を殺すから。→たまに人身事故があると知っていて車を運転するのは戦争とおなじくらい悪いことか? 人を殺さない戦争、たとえば相手国の水施設を壊して根を上げさせる戦争ならいいのか? そもそも日本人は外国に興味がなく、外国人が外国人を殺すのは放置しているが、無関心のほうが倫理的におかしいのではないか?
 
自国民に人を殺させるから。→虐待親とか自殺をつくりだす社会状況はどうか?それが改善されるなら戦争をしてもいいのか?
 
国際条約を踏みにじり、(ある種の人にとって神聖な)市場原理をも働かなくさせるから。→経済の行きすぎ、首都への人口の偏り、その結果の自然破壊には誰しも疑問があるのでは。恵まれた山奥で自給自足していればいいのでは。
 
やりかえされるから。遺恨・禍根を残すから。→ しばらくそう思って戦争をしなかったが、それでも理不尽な恨みや攻撃はふりかかってくることがわかった。いろいろと肩身が狭くなるばかり。証拠を知っている人が全員死ぬまで待ってはいられない…
 
一度、他人を仮想敵国にしてしまうと民衆はそれをなかなか忘れることが出来ないのです。人の場合は引越しという手が使えますが、国の場合はそうもいきません。
 
では戦争の必要性は?
 
裁く人のいない、国家と国家のスキマ的な部分にある悪を懲らしめる→属地主義でその土地の司法(警察とか)にまかせればよいはず。その土地の文化もある。
 
国家が人道的に誤ったことをして悪の国家になったときに止める→それで戦争をするのでは相手の土俵にのりにいってあげているだけ。文化で侵略すべきでは。
 
攻撃的で教育を受けない若者の就職先をつくる→それで死んでしまってはもとも子もない、米国でそれをやったらPTSDでのちのち長く苦しんでいる。
 
経済制裁など不当な扱いをはねのけ、子孫が安泰に暮らせるようにしておきたい→戦争を始めることで禍根のほうが残るんでは。
 
米国駐留軍だけに国際司法だけをまかさず自分で処理する力をつけたい→今からやったって処理できないだろう…処理できる力を適切に維持するのもとても大変
 
 
なぽりんの考え
政治家も官僚も大学を出て賢い人がなっているのに、今まで戦争反対していた政治家まで賛成しているのがおかしいと思います。国民には知らされていない何らかの危機が発見されて、内閣だけで情報共有されているのかなと思います。
でもアメリカなんかも「秘密諜報機関が調べてきたがあの国はすごく悪いし危ない」といういわば告げ口を信じて間違った戦争を始め、あとでその告げ口が思いこみだったことが発見されても「先代がやったことだ」とうやむやにしたことが何回もあるわけです。
国会は全国ばかりでなく全世界にテレビ中継されるので、広く良識ある国民、若くてものを考える国民から意見をきくために、なにがこのような動きを加速させているのかを知りたいです。
 
ずっと脅迫されていること(それは国なら、どの国でも常にある)が弱い政治家の代になって表に吹きだしたかなとおもいます、日本は世界唯一の被爆国でありながら今また内部で大きな放射能物質をかかえている…あたりを突かれたのかもしれません。
責任の重いことです。