残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

まあね、うちの旦那だけどねそれ

増田で娘と風呂入りたいとぶちまけた男性がまあやり玉にあがってるらしいです。
いつものhatena祭りで、なかなかほほえましいかなと。

で、ちょっとうちの話をさせてください。旦那がだいたい増田と同意見でした(理屈は多少違うかもしれませんが)。
妻たるなぽりん、あらゆる点について娘とベッタリになるのがいやなタイプで、二卵性母子なんてとんでもねえと、ちょっぴり放任気味に育てています。一方で愛情深きうちの旦那、関根麻里さんを見てますます関根ファンになり、あれをめざすと全く同じような言動で以前から(増田みたいに)周囲を呆れさせていました。
実際、乳幼児の頃から風呂入れがなぽより上手と娘に評価されつづけるほどがんばっている旦那でありました*1
 
で、旦那が父娘で小学校高学年まで風呂にはいって頭を洗ってやっていたが、実際的な問題が生じてやめたということがこの記事の主眼。
どういうことか。娘が嫌がったのか。ちがう。娘は最後まで「洗って!」「洗え!」と命令形であった。旦那が精神的成長に配慮をしたのか。それもちょっと違う。
 
うちの娘はどういう遺伝か、小学校後半から急激に成長著しく*2、小学校在学中から40キロはとうに越え、そのころから旦那が風呂行事の娘的主眼たるお膝シャンプー行為に根を上げた。
「大腿骨が折れる! 重すぎ!クロスしてる!大腿骨の片持ち梁耐久試験か!*3
「アゴより上に頭がきてる! 頭突きされる! シャンプーの泡が目に入る!!」
*4
お膝シャンプーが不可能となったあともしばらくは背中を流せとかやってましたが結局お互いを洗い場の場所塞ぎ、浴槽塞ぎとしかみられなくなり順番争いしかない風呂タイムは自然解決、独立完了。*5
 
あ、うん。いわゆる甘やかしすぎですね*6
まあ他にもいろいろあって一卵性父娘の時代は終わった。娘の遺伝子はまだまだケッコンシュッサンの用もないのにいろいろとめんどうくさい主張をしだして、そのめんどくさいXX遺伝子の扱いに長けているのはやっぱり30年近く長くそれとつきあってきた母側で、結局やっぱり1.5卵性父娘と1.5卵性母子にならざるをえなかったのだ…。*7
 
娘は一人っ子のせいか、耳かきも爪切りも体洗いも歯磨きも未だにへたくそである。*8父からターゲットがかわって母なぽに向かって「いっしょに風呂にはいって(伸ばしすぎた)髪を洗ってくれ」と甘えてきたりもする。母はようやくもどってきたターゲットをまああと数年だものねえと思いながら、洗い場で寒い思いをしない季節だけ付合っている。もちろん膝になど載せない。待たされて寒いから、速くシャワーを代われといったりもする。
 
まあでもこういうグルーミング*9をめざすぞーってネットでわざわざ宣言したくなっちゃうタイプの人はふとしたきっかけでNAPORINみたいな家庭内さびしんぼになっちゃう可能性があるから気をつけた方がよいですよ。「男ならではの裸の付き合い」の可能性しかのこされてないほど家庭内で万事有能な奥さんがいらっしゃるというのでしょう。ならば娘の愛情をもっていかれると寂しいという気持はわかりますけど、ここでネット相手に長文書いてもしょうがないんで、黙ってしっかり家庭でも役目を果たして背中を見せておけばうちの娘みたいに… うん、必要以上に背中を託されることになるでしょう(笑)。ベーコンつくれとかおもしろい甘え方してくるうちの子マジかわいいし最高! でも階段近くのあとずさりはあぶないよ!!

追記:「言い方がキモいんじゃ!スポイルする気満々だろ!」ってキーっとなってる人も多いけど、ブログで子供への夢を吐き出す行為くらいそっとしておいてやろうよ。男だって実際子供を持つまでは自分だけがピュアな少年だとおもってるわけだし、それは女だっていつまでも少女*10なのとおなじことなんだから。イヤなものはイヤとキツすぎるほど表明できる当の娘を目の当たりにしておろおろするまでは暖かな家庭の夢くらい見させたまえよ。 男の文章は繊細さがなくてキモい?あれだけ匿名で叩かれたらちょっとは治ったんじゃないの~…はあ。
 

*1:他にも普通母親がやることを昔から今までいくつも父親がやってますがそれをネタに母親らしくないとりもどせとかやいやいいわれたことがあってNAPORINが腹が立つから、旦那の名誉のためには申し訳ないことですが、内容を公表しません。差し支えのないところでは、着替え時に娘の近所にいる親はどちらにせよ「立ってる者は親でも使う」勢いでかならず背面のホック止めをせがまれる。後ろずさりでせまってくるのをやめてあぶないから! そろそろ自分でやってほしいって500回くらい言ったんですけどね、逃げるのが下手なこともあって根負けした旦那がやらされる回数のほうが多いです

*2:オヤツ含めて5食要求してた時期があった。今は3食ですぞ

*3:旦那のお仕事ジャーゴン

*4:ちなみに旦那が愛情深いと娘に判定されたのはシャンプーを目に決して入れない点なども一因ですが、それは旦那本人がシャンプーの泡が目に入ることのイヤさを妻より深く重く受け止めてるからです。控えめにいって大騒ぎする。「目ぇつぶっときゃ入らん、なんならめぇぎゅっとしたらワキにそれて流れていく、万が一入ったってしにゃーせん」派のおおざっぱな妻はO型ではありませんがシャンプーに信用ありません。

*5:うちはごく普通の日本製のユニットバスです…w狭くないがそう広くもない

*6:おもいきり家庭内フェミニストな旦那さんを選んだせいで、奥さんも旦那の甘やかしの恩恵を受けてるため文句がいいにくい。どこからみても自分は結婚して幸せになったとしか言いようがないと思う。普通こんなにネットにいりびたってられないよね

*7:できればさばさばして生理もない息子に自分の遺伝子が入ったやつをつくってみたかったよ。どうせどっちに似ても運動音痴で気弱な子(笑止ですか?)だけど、女じゃない生き物に自分のX性決定遺伝子が入ったとこが、みてみたかったなあ…いやいや、甘やかしすぎた男子ではホントに将来どうなるかわからないしダメか

*8:末っ子の三文安どころじゃないw このままだと嫁のもらい手がないかもしれないけどまあそれでもいいか、「嫁」とか呼ばれるくらいなら家にいたっていいと思っている

*9:お猿用語ですけど元増田さんの求めてた裸の付き合い

*10:なんですよ、70代の実母みてて思ったよ。ホントに自分だけは可愛いとおもってるからな