残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

大学についてちょっと思ったこと

大学といえばみんな偏差値だけで東大京大といいますが、全国から人の集まる有名大学は地獄ですぞ。
校舎はボロいし寒いし暑い、体育の授業のためだけに電車に乗って往復が辛いとかそういう不合理がめちゃ多い。センセイも時間がなくて授業終わったらそそくさと自分の巣にもどっていく。
 
なぜかというと、国立大学の教授をまかされるような一流の研究者とその予備軍である学生は、国からの補助金がなくてもどんな無理強いをいいつけても、自分でなんとかしちゃう能力があるはずだからです。もちろん、貴族のご子弟みたいな人が寄付金でガツンと解決することも含めてね。めっちゃ不合理な困難に出会いますよ。いわば政治活動みたいな部分を要求される点がすごく多い。常に文科省の無能による代理戦争に巻き込まれているといってもよい。1975年でしたか、安保闘争ね、あれをいまだに真面目にやってる人も大学には堂々と出入りしてますからねw もちろん本人世代はそろそろ老人ホームにいるはずなんですけどね。
 
私立大学は一見民主的に運営されています。ハコ(教室や建物)はとてもキレイで美しく、教室の後部から見えないことのないよう教師の手元モニターがいくつもそなえつけてあり、クーラーもちゃんとついてる。勉学に集中できる状況が揃ってる。
 
まあ、お客様扱いしてるだけなんですけどね。親がお金いっぱい払ってるから。
学生というより生徒、お客様なので、自分がだらけてても講義室に来さえすれば授業はわかりやすく一から教えてくれるし、ネイティブのセンセイからの英語の授業の受け方なんていう小冊子まで配ってくれたりする。企業セミナーなんかもちゃんとやるし就職率は人気直結なので、資格へのおすすめ資料なんかもたくさん。大学事務がわりあいちゃんとしてるし、センセイ向けの学内ネットシステムなんかもサーバーとか履修申請のあたりはちゃんと…?してることが多い。(研究向けの機能は全くないんじゃないかとおもいますけど)
 
野生の天才なら背中をみてついてくるだろっていうのが国立、ちゃんと研修させて企業向け、社会人向けの人材をつくりますよってのが私立の傾向ですが。
どちらにせよ、少子化だから大学には入りやすいが、大学卒だから就職できるという状況ではなくなってきたので、全く困ったことだとおもいます。
優等生が人生の目的を東大、京大におくと社会の歪みにより壊滅的な被害をうけるので本当によくご注意くださいね。30年前から大体同じこといっていますが。