なぽりんは「バブル世代」のほんのすこし下。
地方の理系大学生は東京に出て遊ぶ暇もなく、ようやく就職して東京に出たとおもったころにはバブルがはじけていました。
意外と気づかないのですが、新卒者って4/1当日に初任給が出たりはしないもので、月半ばすぎてから日割りでようやく月給の半分がいただけるのが普通。就職のためにひっこしたりでお金はない。それでも学生のお財布からいろいろな社会人装備を買い揃えておかなければいけない。
ところが時間の制約もあって3/31まで片田舎の大学の研究室の片付けが終わらなくて(今おもえば別にサボってよかったのかな)、4/1から平日2~3日働いてすぐ泊りがけの研修で、全くブラウスが足りず。5月連休なみの気候だったのに洗濯もせずにべたべたするのを着回ししながら、二度と会えないようなえらーい方のお話を聞くことになってしまって、非常に辛かったことを覚えています。
それでも毎月お給料がでるとは尊いもので、就職してしばらくしたころは人生で一番どんどこ買い物をしていた。最終的には一人暮らししたり結婚式をあげて旦那とDINKSしたり子供の保育料にできたのはお給料があってこそです。
また、職場で中堅の女性の先輩方はDINKSが多く、余裕があったのでちゃんとしたお高い化粧品なんかも使っててあこがれでした。といっても、100円ショップもなかったころなので、どれをつかってもだいたいちゃんとはしていましたが、中でも思い出に残るといえばまずランコムのトレゾアという香水。
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国産でも比較的お高くて、今でも次々新しいのがでてるSKII
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自分は最初のブラウス事件でトラウマが刷り込まれてしまったのか、母といっしょに出かける女性用スーツのバーゲンで、まだ高かったノーアイロンシャツをたっぷり買い込んでたなあ(働く女性はタイトスカートと肩パットつきの女性用スーツを着るおやくそくでした。仮面ライダーキバを参照w)。
近所のイベントスペースには週替りでお店がきて、宝石アクセサリー、印鑑の受注販売、萬年毛筆ペンなどもきていた。その頃はネット通販なんかないから紙のカタログを見るか実物をみるかしかない。
インターネットが便利だときいて、同僚でコンピューターに詳しい人に聞いてインターネット用のモデムやら25GBくらいの外付けHDD(i-linkという今となってはマイナーな接続方法のw)やら、メディア1枚につき5.2GB「も」保存できるDVD-RAMドライブなんか秋葉原で買ったりもしていました。ありがとう師匠。
ちゃんと最後まで使い倒したものはおとなしく記憶に収まり薄れていくのですが、見飽きるまで使うまえになくしたもの、自分が好きなのに廃盤・廃番になったものはずーーーーっと気になります。あとからネットで何度もぐぐってますが買えなかった。(当時はグーグルとヤフーとGOOがおんなじくらいの適当な精度でした)
今でも思い出すもの。
運動が苦手であまり血色のよくない自分の顔色には当時はやったフューシャピンクの口紅はひどく似合いませんでした。自分の顔色に一番映えるベージュの口紅、たしかカネボウのアフィニークの中の、マット系リップの「BE39」色。高校か大学の女性向けメイク講座でサンプルを配布してもらって、マーブルチョコのようなまるくて薄いサンプルからつかいはじめたらすごく気に入って、製品を買いはじめました。2本めを使い切るまえにアフィニークのポイントメイクはすべて絶版になってしまって二度と買えず。でも結婚式にはぜったいこの色と決めていたから残り少ないのを大切に保存してた。当日、式場のメイクさんに絶対これでと塗ってもらったら「! 塗ってみるといいお色ですね」と褒められたなあ。ちゃんと写真で残せたからよかった!
似たような経緯で、ずっとあとですが、アランドロンのSHOGUNという香り。サンダルウッド(白檀)のラストノートが印象的な、男性向け香水で、自分が憂鬱だったときには絶妙に効きました。こちらはぐぐれば今もでてきますが、「並行輸入品」が100ml1万円超えだったり。でも思い切って買おうかな。
Amazon CAPTCHA ←amazonの検索結果。5mlでもいいかなあ・・・
2chメンヘル板では、イランイランとスイートオレンジとサンダルウッドの香りが鬱病に効くって言ってる人がいたんですよね。これは100円ショップにも、LUSHやBODYSHOPにもアロマオイルとして売っていたりします(アロマオイルの原液を体につけてはいけないので、ティッシュにしみこませて肌着にいれて身につけます)が、値段・ブランドにかかわらず品質のいいのと、よくない(苦い)のが混じって売っています。香水ならブランドで定まった匂いから絶対にズレませんのでブランド名だけで通販でき、楽です。
香りがよくて気分がアガるといえば、食べ物も。自分は特にレモン製品が好きなのですが、年度によって売り場にたくさんあったり全然なかったりします。
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ティーといえば純露とか。
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文房具でいえば、レターオープナーのついたカッター(部品がとれて書い直したかったのに絶版)とか。
形としてはふつうの刃を折ってつかっていくカッターと
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ああ~っ。なんだかくやしいなあ~
なんでも応募期間が過ぎたり売ってなくなったころようやく腰が上がるなぽりんでした。