おことわり
うちの光ファイバのサービス提供者は東海地方特有の某ｃｈ社ですので他の地方の人にはあまり通じない話かもですぞ。
前提
ｃｈ社ではＯＮＵのすぐ次にレンタルのホームゲートウェイ（以下HGW）を設置しており、これはルータ、無線アクセスポイント、電話分波を兼ねていた。
回線契約は電話・テレビこみの１Gプランにしてある。余談だがガスとの料金おまとめ電話が頻繁にかかってきてめんどい*1。
屋内ＬＡＮ配線はすべて電気系ホームメーカーにおねがいしてカテゴリー７の１０００baseT（ｘ？）にしてある。
測定は動画のネットフリックス提供のfast.comでやってみた。
発端
家族の一人が動画をみていると他のゲームが全てオチてしまう。測定してみるとＬＴＥ（４G回線）より遅かった。ネットで見るとＬＴＥは速いと７５Mbps、しかし我が家の無線ＬＡＮが１３Mbpsであって、要はうちは携帯電話よりずっと遅い状態。あと家族はゲーマーなので某戦略なんとかゲームのイベント中に中断が起こるのは困るとのこと。
ＨＧＷ直つなぎ有線ＬＡＮのゲーミングＰＣでも３９～５０Mbps。プラン名「１ギガ」の２０分の１。
電話してみた
あちら側で測定して問題がないのでＬＡＮケーブルのクラスを確認しろとはいわれたが確認後も直つなぎ５０Mbpsであったと電話すると訪問予約がとれた。今外に出てる時間も長かったので在宅時間あわせるの面倒だとはおもったが、わりと即日で土日夕方でも予約がとれたことは評価に値すると思う*2。
１人目はＨＧＷ直つなぎでもやはり遅いということを確認して去った（次回予約の電話がかかってくるといって）。
２人目はONUを最新のものに交換し、旧ＨＧＷの機能を全部搭載した最新のＯＮＵにしてくれたがやはりその場で直つなぎ確認したら５０～１００Mbpsであった。ＯＮＵの不調ではなかったようだ。これでは不満であると伝えた。上に伝えますとはいっていたが次回予約の電話はなし。*3
３人目はまたこちらから電話してきてもらったら、新しいONUちょこっといじって設定をIPv6無効、要求時接続ではなく常時接続設定にしたということで、HC社の測定で４００Mbps出たといって帰っていった。しかし帰ったあと直つなぎで確認すると、ｈｃ社のホームページでは３００～４００Mbpsと速いと出るもののfast.comでみると直つなぎでも最高１２０Mbps程度で以前よりは速いもののＬＴＥの２倍くらいしか出ない状況であった。
別途自分でもやっていたこと
ＯＮＵから下流でできるあらゆることをやった。１人目訪問のまえにはまず電源などコードの緩みを全部確認し、ＬＡＮケーブルが機器付属品のカテゴリ５ｅである（それでも十分に早いはずだが）部分を全てカテゴリ６のものに替えた。*4。またＨＧＷで生きていた無線機能を殺し（１人目の訪問者の示唆により）、その下の自前アクセスポイントを倍速設定？にしてみたがイマイチだったしそもそもその自前アクセスポイントは２．４GHｚ倍速でも３００Mbpsが上限の古いもの。そこで５GHｚが使える、４×４のアンテナを持つ上限１７００Mbps＋６００Mbpsとの箱表示のものに買い替えした*5。新アクセスポイント導入にあたってはとりあえず混乱が少ないように以前のssid、パスを偽装させてとりあえず子機側設定が要らないようにしたりいろいろと大変で寝不足になった。結果、子機側で５０Mbpsが出るようにはなったので、回線提供者側の努力より効いたからいいということにして満足することとした。
今後
結局屋内配線（あまり使ってない）以外のＯＮＵ、HGW、アクセスポイント、それらをつなぐLANケーブルを全部刷新したことになった。それでＯＮＵ直つなぎでも回線遅いんでもう回線側の問題である、契約がえしたい、と家族の一人がいっているけれど、光ファイバの物理的障害である場合は乗り換えて新しいファイバを引くこともないだろうし、そもそもまちなかの混雑地帯でもあるし、どうしたものか。
