残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

表現の規制は好み次第じゃないという話

今日から俺はロリのヒモ!がクソ漫画過ぎて激おこした話 - Togetter

こないだからうちで1番アクセスとれちゃってるプロメア感想とかもすごい微妙な書き方してたんだけどこの人のいってること(あとプロメアネタバレ感想 - 残しておきたい雑談があるの末尾に追記した作者さんのコメント)で一端だけほぐれてきたなと思う。
 
最初にざっくりまとめると「ノージャンル商業作品には勧善懲悪スタンスを通奏低音においておく義務があると思う。」
つまりリョナだの惨殺シーンだの、ごく一部のだれかが創作神(作者、著者)によって一方的に気持ちよくなるだけの作品ってのは、ジャンル限定や年齢制限をするべきだし、もっというと「広義のポルノ」であって本来なら薄い本ででもやってりゃいいじゃんってことだ。
人間には性癖もある。特殊なものもある。それを二次元つまり創作で満たす必要もあるだろう。でもそれを商業印刷に乗せて広く知らせて正当化までするのであれば年齢制限なり「特殊ですよ」とのスタンス表明が必要。
うちのジャンルはリョナです、うちのジャンルはホラーです、うちのは意味なく人が死にます、それぞれ看板かかげて商売するなら読者側が注意深く避けて歩ける。
悪が好意的に詳しく描写されるのであれば、どうしてそのキャラが善でなく悪として顕現しなければならなかったかを描写されなければいけないし、そうでないポット出の悪は雑魚らしく逮捕してストーリーから消えるべきだとおもっている。
それがリアリティでもあるし、健全でもあるとおもっている。
 
低年齢層は未経験なので刷り込みが起こりやすい。よく小学校の国語の教科書の掲載作品が問題になるのもそれだ。よい刷り込み=学習になるように作品を選定しなければいけない。
だからこそ「低年齢層でも理解しやすい」きれいな絵柄の四コマやアニメといったオール年齢向けジャンルで通奏低音として「クズな生き方への賛美」をまぎれこませてしまうのはやめてほしい。その洗脳をうけとって「抗えない常識」にしてしまった人にはもう違和感もなにもないだろうけど。
風立ちぬ」でタバコってもんを吸ってた人もいたなあ、程度ならいいけど、昭和はタバコがかっこいいってのが「常識」だった。肺の病気になってしまった人は(別にそれが常識だったことを恨むまではいかなくても)自分の選択を後悔してると思うよ。国がどこまで医療費保障してくれたって、苦しい体は苦しい。
自己責任をゆがめないでほしい。


追記


ああこれかな。
あまりにも強いゆえに作中では「かわいそうさ、辛さ」があまり描写されないんだけど、せめて心折れた彼がうつ状態に入ったりはしないで元気でいてほしい。