残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

高校生(その他、未成年者など)がお小遣いでネット通販や課金をしたいときの話(デビットカードの勧め)

※ お断り

この記事は未成年が未成年購入禁止商品を購入することを推奨する記事ではありません。  もし、この記事を読んで、あえて社会の規則を破る未成年者が増えると、未成年通販禁止サイトが増えるばかりか、未成年には絶対にネット通販を禁止すべきとか、デビットカードを渡すな、という世論がもりあがってしまいますので、やめてください。親と仲良くして、よく相談して実行してください。
 
 
さて、未成年でも、親に手間ひまをかけさせずに、なかなか手に入らない商品を、ブックオフオンラインやamazon楽天で安く確実に手に入れたいですよね。ゲームのちょこちょこした課金を親にいちいち申請するのも面倒くさい。
でも、多くのネット通販などのオンライン支払いにはクレジットカードが必要です。

 
クレジットカードは、18~22歳ごろに一度「定職につく」(給料日に決まった給与のでる企業の被雇用者となる)ことができたひとは、雇用されている期間内にいくつかつくってしまえば、簡単につくれて一生便利に使えます。また定職がなくても億単位の貯金があるようなお金持ちも簡単につくれます。
 
いっぽうで、クレジットカードがなかなかもてない人もいます。未成年者や、成年後も親の扶養に入っている人、病気や介護やその他の家庭の事情があって一度も「定職」につけていない人や、就職氷河期でやむをえず最初からアルバイトやパートやフリーランス型自営業をめざす人にとっては、クレジットカード会社の審査を通過する(合格になる)ことができず、つくりにくいものなのです。
でもこれは「クレジット」が「信用(金融用語)」であることから、クレジットカードとしては当然のことなのです。
 
で、よく若い人は、コンビニでプリペイドカードを買ってきます。でもいちいちコンビニに歩いていって買ってくるの面倒くさいですよね。グーグルプレイとアイチューンカードと、ニンテンドーセガと・・と種類がやたらにたくさんあって間違えてはいけないし、使いたいぴったりの金額のカードがないから少し余ってしまったりしてもったいない。なんでクレジットカード使えないのと思うこともあるでしょう。
 
そこで登場するのがデビットカードデビットカードはクレジットカードによくにた仕組みなのですが、自分の銀行口座から支払い金額ちょうどが即時ひきおとしされ、口座残高以上に引き落としができないから、「知らず知らず使いすぎて借金だらけ」状態になることもないという便利なカードです。
 
どの銀行でもたいていは0歳でも銀行口座を開設できますし、キャッシュカード(ATM用の暗号カードのようなもの)やデビットカードも、どの銀行でも用意しています。この銀行口座から引き落としする手段の話をしてます。
クレジットカードは、クレジットカード会社ごとに審査があって、本人が働いていないと発行されない(高校生は海外留学以外はダメ、大学生は親との関係など場合によってOK)ですが、銀行のデビットカードは、15歳からつくれるとしている銀行が多いです。
 
ただ、デビットカードも種類があります。大きくわけて、J-debitという日本デビット協会のものと、visaと、JCBのものがあります。
visaデビットは海外でも通用するのですが、年会費がかかることがあります。(未成年のみ年会費無料としている場合もあります)
JCBやj-debitのものは、年会費無料であることが多いのですが、つかえない店(オンラインサイトも、オフライン店も)が結構多くあります。特に、外国への払込をしたい場合(マインクラフトなど海外産のオンラインゲームへの課金払込みや、amazon.comハリーポッターのペーパーバック(洋書)やコンピューター部品を安く個人輸入したり)をする場合は、せっかくデビットカードをつくっていても払込につかえず、結局親に代行してもらうことがあります。
ですので、将来海外からも買い物をしたい若者の支払いカードのベストチョイスは、未成年のみ会費無料などのキャンペーンのあるvisaデビットカードを選ぶことだとおもいます。(おことわり:visaデビットなら必ずどこの海外でも使えるというわけではありません。ペイパルなど現地の独自の決済を採用している場合も多々あります)
 
デビットカードをつくる手続きとしては

0: 自分自身の写真つき身分証明書(マイナンバーカード、運転免許証など)を親に申請して、つくってもらっておきます。保険証、学生証ではダメなことが多いです。
1: 平日でも学校が休みの日(運動会の代休など)に、銀行の本店か支店(銀行は9:00~15:00しか営業していません)に自分自身の写真付き身分証明書と自分の印鑑をもっていき、その場で書類に記入します。デビットカードおよびキャッシュカードをつくりたいということも同時に相談して、手続きをすすめます。(デビットはまだつくれないといわれるとおもいます)
2: 1週間ほどで口座開設通知とキャッシュカードが書留で届くでしょう。親にうけとってもらいます。
3: デビットカード開設手続きをします。オンラインでできる場合もありますし、同様に支店で手続きすることもあります。ついでに、デビットカードで支払いたい分のお金をATMをつかって口座にいれてしまうのもいいでしょう。
4: デビットカードの番号が発行され、オンラインでクレジットカードがわりにお小遣いの範囲内でつかえるようになります。

 
こんなところだとおもいます。
自分のオススメは現在のところはスルガ銀行です。visaデビットカードが年会費無料で、ネットから申し込みできます。
Visaデビットカードを選ぶなら、スルガ銀行がおトクで便利  なおアフィリエイトしてないからなぽりんが宣伝料がもらえるわけじゃないです・・


いろいろな種類で用意してあります。Tポイントデビットカードなど。
スルガ銀行のデビットは、休日でもネットから申請することができて親にとっても楽ですね(身分証としてマイナンバーカードと学生証が必要でした)。
 
金融はややこしくて、実際やってみないとわからない部分がたくさんありますので、またやってみてなにかあったら追記するかもしれません。みなさんの訂正つっこみもお待ちしております。
いずれにせよ、未成年者はお母さんやお父さんとよく相談しないと絶対にできません。クレジット(金融信用)は一生ものです。一度失敗すると将来にわたって傷がつきます。大人でも慎重にとりあつかうべきものです。
お父さん・お母さんが乗り気でないからといって「どうせ大人は理解してくれない」とよくある反抗期みたいな行動をするのではなく、普段からしっかり将来などを含めて自分の気持ちを説明をしたり話し合っておけば、毎日を少しずつ大人になる準備につかうことができます。
面倒ですががんばって勉強しましょうね。

付録
各種サービスの年齢制限
グーグル 一部機能は18歳以上
ユーチューブ コンテンツごとの視聴制限に準ずる
家庭用ゲーム タイトルごとのCEROレートに準ずる
DMM 18歳以上(iOS版アプリは
ツイッター 13歳以上(iOS版アプリは17歳以上)
フェイスブック 13歳以上
ライン 年齢制限なし。ただしid検索は18歳以上
インスタグラム 13歳以上
ミクチャ 年齢制限なし。ただしiOS版は17歳以上
ユーチューブ 13歳以上(iOS版アプリは17歳以上)
ツイキャス 13歳以上
モバゲー 年齢制限なし。ただしチャット・課金・トモダチ検索は年齢制限あり。
グリー 年齢制限なし。ただしチャット・課金・トモダチ検索は年齢制限あり。
アメーバピグ 18歳以上または親の同意。一部機能は15歳以上
はてな人力検索 年齢制限なし、ただし匿名質問は15歳以上
銀行口座 年齢制限なし、ただし15歳未満は開設時に親の付き添いが必要
デビットカード 15歳以上
クレジットカード 高校卒業以上、プラス特例で中学卒業後就職、海外高校留学時など。信用審査あり
株式、FX 20歳以上、審査あり
格安SIM 20歳以上
エヴァーノート 13歳以上
ドロップボックス 13歳以上

2017/6/13追記
プリペイドカード型クレジットカードもありました。
Vプリカはどこで使えますか?|ネット専用Visaプリペイドカード
visa系vプリカはvisaのクレジットカードが使える店に使えるとのこと。審査もなし。
ただ、チャージ額が1枚あたり1万円前後らしいので、やはり端数が出てしまうやつですね。