残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

表紙だけでフィクションを選ぶのも不合理だ

こどもに社会教育をするには調べ物のしかたをおしえなければ、グーグルでつきあったっただけの断片をつなぎあわせてしまう。
複雑なシチュエーションを再現して理解し噛み砕く娯楽としてフィクション創作物を選ぶにあたってもこんな基準があることを知っておくとよい。
 
・まず年齢制限はしっかり守ろう。
本なら青少年有害図書指定かどうか(同人作品なら18禁や地雷タグ)。ゲームならCERO指定。映画も年齢指定を守る。
・次に、日本ではなかなかないが
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88 
ベクデルテスト。ジェンダーテストで「無意識に男だけに向けた作品になっている」のではないかということだ。2人以上の女性が出る映画か?会話しているか?などを教えるだけでも結構違うと思う。
さらにルッソテストで「LGBTが脇役でなく出演してしているか」。
これらは、なんでもないことでマイノリティや弱者が無視されて不愉快な表現、不公平な表現になっていないかというチェックとして有効であり、「無知の知」の一部となる。知っているだけで余計な衝突を避けるのに役立つ。
(もちろん、テストにパスするものだけを見ろという意味ではないが、自己チェックには利用できる。)
・最後に犬死ぬテスト。
https://www.doesthedogdie.com/
動物虐待シーンがあるかどうかをチェックできる(ただし洋画のみ)。
 
自分は○○な傾向の作品を好む。世の中には○○な人もいる。を両立できるオトナになってほしい。