残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

著作権法つれづれ

さて、これはきわめてデリケートな問題なのだがここに乱暴だが勢いのままの声を書いておく。
著作権の話である。
知的財産権をいろいろと調べていて、とある方のすごく中身の濃い講義を聴いた。
今現在の課題としてはネット上のアクセスコントロール権に集約されてきつつあるとか、毎年のように著作権が改正されていたところにTPPという黒船で非親告罪とか70年とか来たという話が前提としてある。
あと、発明者の職務発明が手当のある会社に自動的にもっていかれる法案がとおりそうだという話もとりあえずなにかが人質になっているとかおいておく(これにはTPP外圧がこないのが不思議なのだが逃げ切れるつもりなのかな) 

著作権というのが本当に不思議な存在なのである。
まず憲法21条に表現の自由、所信表明の自由がある。
その流れで、世の中の刺激に対していろいろなことを見て、意見を表明することは全く自由であるべきで、しかもどんどん行うべきである。それが教育であり知的活動だからでもある。
しかもそれがネットでつながれたので、稚拙で偏った意見だろうが、自分と似た意見の人とつながることもたやすくなっている。(DDOS攻撃とか荒しとかというネット上の情報遮断暴力さえなければであり、これらサーバに負荷をかける暴力行為もいつか断絶され、さらにサービスにより所信表明は自由になるであろうと信じている)
一方で、ネットには、アクセスを禁じられるべき情報がある。検閲、グーグル八部とかね。人の死とかマイナス面を簡単に手に入れられる情報ね。
著作権を主張するということは、形式的には、このどちらかというと禁じられる情報に属することを選ぶことである。「金を払わない人には」「情報を伝えない」ことで「著作者に対価をもたらす、苦労に報いる」状況をつくるのであって、自由にアクセセスできる情報ではないわけですよと(例外として私的複製権あり)
あと著作権でいう二次的創作の著作権は翻訳者とかの権利なのですよ、いわゆる二次創作のことじゃないです
 
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いろんな作品に友達に本を貸したとか、布教したというエピソードは仲良しの程を知らせるものとしてよくある。(私は自立した人間と人間が常識の範囲をふみこえて仲良くしている物語がすきですよ)
フィクションだとこむぎときなり、とか、笹原くんとか。そういう時間を過ごせることは本当に幸せだ。
図書館に行って本を借りるのなんか全然対価も払ってない。
友達に本を貸して読んでもらうというのはごく自然なことな筈なんだ。そこに著作権者の善悪の判定はもう及ばない筈だ。作品は作品で完結しているのだからどのように解釈しようとも勝手である。
図書館戦争はなぜおこらないのかという話。
もちろん親告罪だからっていちいち相手するのはめんどうっていう話はあるけれど、人は文化に影響を受けるのだから、所信を表明して著作物にするにあたっては、全くなんの影響もないオリジナルで鬼子のような天才というのはない。あっても理解できない。そんなものは正直キモかったりグロいものに見えかねない。
口コミあってこそ進撃の巨人のリヴァイ兵長frauの表紙を飾り得たわけだし、そこに女性ファン(たしなみとして漫画を読み、キャラの人格を愛し、イラストや小咄で好意を表現する)は巨大な助力をしたわけですよ。

あのさー著作権の私的利用の私的の範囲を家族なんかにせずにさーツイッターで30以上やりとりする程度の友人とか同人誌出すならどれでも買うっていってくれる程度の友人(熱烈なファンなんて友人以上ですよね)を選ばせてくれないかなー 親に自筆BL本なんか見せれるわけないじゃん
だから同居にすべてを頼りすぎなんだよ日本の法律はよー。あっ、マンション全部同人書きふじょしマンションにしてさー、全員いっしょのポストに届くようにしてしまえばこれどの部屋でよんでも私的利用じゃね?俺天才じゃね? それこむぎときなりの最終回じゃね?(実際は私的複製が家庭内とあるのは「複製権」のみだが)
とにかく私が見せたい人に見せたい作品を見せられる世の中になってほしいのだ!!わかったかねぶんかちょうちょさくけんしんぎかいぱろでぃぶんかかい!
リスペクトがあろうがなかろうが法律上著作権ある作品の私的利用はOKですけど、
もちろんリスペクト有る作品でなきゃ読みたくない友人ばかりです。
ただそれがかなり個別化してて「このキャラにだけ注目してほしい」という要求がふえててそれがこの広い世間にどうさがしても1-2人しかいないような場合、私的で構わないとわたしはおもうのです(第一の書き込み)
数の多寡の話になるとやっぱり利益目的の人が紛れ込んでくるので(つか5人にふえるともう相手は利益目的にしかみえないから嫌いってdisりだすんだぜ、5人で仲間割れってすごい状態よな)理想論であることはわかってるけどねっていうのが自分へ返信した部分です。
あと正直、青空文庫はアメリカ政府あいてどって行政訴訟しかけたらいいのにとおもう。あっちは訴訟社会だし、青空文庫はなにも悪いことをしていないのに大損害を被った。
 
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ほんで著作権のパロディについては、時効を認めるべきだと思う。最初の作品発表から3年以内に「エロファンフィクなどは作者の基準で狩る」という行動を取らなかった場合とか。あるいは、現在の損害賠償が金もうかってない場合は訴えないというアレで。
複製は苦労(費用、時間、努力)の多寡ではなく創作度の有無という判例もある。
見せしめでおびえててこの広い世間に1-2人しかサブキャラメインで活動してる人間が居ないのにこそこそ私信でとかね、ホントもう。家族より見せたい人がいるんだよ。確かに力づけられるファンの連帯があるのだ。
 
ネット時代の孤独なのよねもう…
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ところでカンコレの中国バージョンゲームがピクシブからの剽窃なのよな…あれはやっぱり悪意を感じる
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