残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

店が音楽(BGM)を使うという現象について

キックザカンクルーというラップミュージシャンが復帰したというテレビをみていていろいろ思ったことです。個人的感想にすぎません。 
 
まず前提としてなぽりんはピアノを習っていたことがある普通の女性で、一般女性のなかでは中、一般男性のなかでは平均よりまあ上、絶対音感になりかけの相対音感くらいな感じだと思っています。
もしかしたら、家族歴からみて、発達障害の感覚過敏の気味があり、音に関する過敏がある人への理解が深いタイプなのかもしれません。炒めたモヤシくらい歯ごたえのあるものを噛んでいるときはそこから発生する骨伝導音によりほかの音が全く聞き取れず、落ち着いた会話ができずイライラするので食事中にテレビ、会話はしないというごく普通のしつけのある家庭(だと思っている)で育ちました。
 
で、お店にいくとBGMがかかっていて、それがいつも気に障るんですよね。音がうるさいからあんまり入りたくない。
いちばんひどいのがどんどんジャラジャラだの軍歌だののかかっているパチンコで、自動ドアを間違って踏んだときの爆音ときたら。あとある種のゲームセンターも爆音でつらいのでゲームは据え置きか携帯などパッケージが好きですね。
実はコンサートやお芝居もスピーカー近くに座らされる場合のために耳栓持参のことがあります。耳の遠いお年寄り、後ろの席の人、まで音を届けたいんだよねわかる(耳栓ポン)。
で、その次につらいなーとおもっていたのが一時期の洋服やさん(というかバーゲンだったのかな)で、いつもラップかレゲエがかかっていたのですね。むしろ日常でラップ・レゲエって服屋でしかきかなかった。あれ歌詞以外とても単調で作業BGMにはもってこいなのですが、服ってもうすこしゆったり買いたくないですかね? あとストリートファッションな音楽だからカーゴパンツとか買わなきゃいけない気になりません? 
どうしてそこだけそのジャンルと、組み合わせがとても不思議でした。ていうか、レゲエ聞きながら買いまわるときの気分はたいてい東京砂漠なんですよね、喉乾いた、座りたい、暑い!って。そこで東京砂漠を本当に流されても困るけどなんであんなに作業的な音楽にするんだろ。事務的でオフィス的なリラクゼーション音楽ってないのかしら。

 
スーパーの有線放送のメロディラインだけを抽出してサックスとかオルゴールっぽく加工したやつも、J-POPSとかアニメ主題歌が多すぎないですかね。イケイケゴーゴー発進!みたいなやつなら合うかもしれませんが、しんみりする系統とかなんで別れたんだとか感動する映画尾の主題歌とかのやつはあんまり合わないんじゃ・・・。
本屋さんはクラシックかできれば無音でおねがいしたいです。あんまりテクニカルでないやつで歌詞も思い出せない(最初からついてない)やつがいい。でもクラシックでもたまに野ばらとか入ってて出てきた駐車場では高らかに鼻歌うたってたりする(脳内ではルースラインルースラインルースラインローットルースラインロートデアハーーーベンとドイツ語以外をうけつけない脳になってる)。そしてよく何の本を買いに来たのか忘れてる。
あとは最近多いのはお店のテーマソングとアナウンスの繰り返し。しつこいけどまあ情報量としては適切かなと。
コミケとか時期限定コンビニのアニメ声優DJは聞きやすいし好きなのでもっとやってくれていいです。あとスキー場でゲーム声優さんが出てたりしてうっとり。
CMの洋楽ええとこどりもまあおもしろいっちゃおもしろいかも。
 
小学校の運動会とか合唱とかで死ぬほど繰り返し習う音楽よりもっとたくさんのものが世間にあふれているのですが、もうおぼえた飽きた脳内再生余裕というものも多く、結局アイフォンで聞くから放送なくしてよとおもったりすることもあるなぽりんでした。