残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

たしかにグーグルは死んでいるようだ

ADHDの障害をもつ若い友達ができたのだが、ツイッターのスペースやモクリでしゃべっていると、検索能力が全く足りないと感じることがある。
趣味の刺繍の材料で特定の糸を使えと指示する本が手元にあるのにそのとおりのものは出てこないので手に入らなくてこまると。
詳しく聞くとその人はパソコンというものが使えないためもっておらず、あらゆるものごとをスマホから検索している。もしかしたらアイフォンでgoogleを使わずググっているのかもしれないし、自分の経験でも同じグーグルでもPC版とスマホ版とでは違う結果を出す傾向があると感じる。
私が糸の型番を尋ねて20秒くらいでPCからググってあげると普通に楽天と岡田屋(手芸用品店の老舗)で売っていた。
こういうことは毎日のようにある。
その人に「小説を書きたいのなら、本田勝一の日本語の作文技術という本がある」といって自力で探し当てられたときは「たぶん学生が転売をするメルカリにある」とヒントをあげたからである。
だからメルカリ転売が流行ってしまうのだろう(売り買いに邪魔な情報がでない)。
また、その人は自営業だから確定申告をする必要があるのだが、家計簿・兼・確定申告ソフトで無料で老舗のマネーフォワードをお勧めしたところ知らなかった。帳簿というものはPC版での閲覧を前提にできているからだろう。あれだけ便利なe-taxもおそらく使えていないのではないか。
私は今、昔なつかしいはてな人力検索をやっている気持ちになっている。
 
どうにか、スマホにしかみえないようクズを投入するSEOをどうにかしないと「おまえら若者だって手元に便利な板があるんだから公的サービスくらいググれるはずだろ?」という、Eガバメントの前提が完全にくずれてしまう。
そういえば、NHKのノーベル賞のVtuberが炎上した事件のときも、PCから閲覧したときだけフローティング女体が出現するというクズ仕様だった。
こんな形でデジタルディバイドがないはずのところにジェネレーションディバイドが作られてしまっている。
  
スマホアプリ版グーグルで検索してもダメだった若い人はぜひ「まとも検索」をつかってみてほしい。
まとも検索
作者さんのコメントはこちら↓
「Google検索は死んでいる」がバズったので「まとも検索」を作った。:村上福之の「ネットとケータイと俺様」:オルタナティブ・ブログ

そういえば最近ググっても満足できなかった例でささみの筋とり方法があったのでさっそくまとも検索でググったら老舗中の老舗「辻調理学園」がトップにでたのでやはりまともだったのだ。
が、辻の先生、普通に包丁でとってた。
うん、こないだまとめサイトでフォーク割りばし大人気!っていわれてやってみたけどたしかに肉も筋とはがれてきて二度手間だったわ。
トングでもだめだったし。
まだ人類はそこまで達していないようなので普通に包丁で筋だけとります。
追記 ともだちからおしえてもらったトラッキングのない検索サイトダックダックゴー
DuckDuckGo — Privacy, simplified.