うごめもお絵かき機能についてまとめてみたかった
うごめもを始める前に。
- Nintendo DSi という機種を入手する必要がある。(プリインストール)
- 古いDSiだと、上級筆箱を使用するためにニンテンドーDSショップで新しいうごメモアプリ*1を無料ダウンロード(バージョン更新)しなければならないかもしれない。ショップで「おしらせ」などを見てチェック。
- うごメモシアターでの公開・ダウンロードには無線LANかアダプターがあるとよい。
- 細かい絵を描くためには、竹串をタッチペンにつかうとよい。
- 端っこまで絵を描くためにDSiメニューの設定から、タッチスクリーンを選んで、補正をしておくとよい。◎マークより、内側(画面の中心方向に少しずれたところ)をタッチすると、画面のすみずみまで絵がかける。
うごめも初期画面。
- 下面の上段:
- 下面の中段:「メモを見る(自作、うごめもシアター。削除もここ)」、「フリカエル(最近保存したメモを呼び出す)」、「メモを書く」
- 下面の下段:「取扱説明書」、「カエルのお知らせ(DSワイヤレス通信でメモ送付されたとき、未来日付のメモの日になったとき)」
描画画面
- 描画時、上画面の表示の意味
- 描画画面とメニューの切り替えは基本いつでも方向キー上だが、左下のカエルマークでも可能*3。
- Aボタン:ペン・塗る・消しゴムの切り替え
- Bボタン:色の切り替え、上級筆箱時は同時に上紙・下紙も切り替わる
- Xボタン:1コマ消去。長押しでメモ全体を消去。
- Yボタン+左:undo(アンドゥ、操作を1つもどる)
- Yボタン+右:redo(リドゥ、もどった操作をやりなおす)
- Lボタン+スライド(スクラッチ):キャンバスを動かす(はみでた部分は消去されるので注意)*4
- Lボタン+十字キー:キャンバスを1ピクセルずつ動かす(はみでた部分は消去される)*5
- startボタン:水平線、垂直線
- selectボタン:直線(斜め可)。*6
- start+select:長方形
- start+←:メモのトップ頁に飛ぶ
- start+→:メモの最終頁に飛ぶ
- select+→:1ページ挿入(現在頁の前に)
- select+←:現在ページを消す
筆箱
- メニュー上段左上から
- メニュー2段目左から
- 「消す(xボタンと共通)」:現在のコマを消す。
- 筆箱
- 「メニュー1」
- 「ペン」:右下のアイコンを押すとペン種が展開される(以下同様)。左上から四角いベタブラシの太さが1・2・3ピクセルのもの、2ピクセルでぶれるブラシ、中空3ピクセルブラシ、薄いエアブラシ、キザミ海苔ブラシ、濃いエアブラシ。
- 「塗る」:トーン。左上から61番くらい(9ピクセルに1つが黒い)、62番くらい(4ピクセルの1つが黒い)、たて線50%、横線50%(縦横重ね塗りすると4つに1つが白いのになる。影付けに便利そう)、65番(市松)、68番(4つに1つが白い)、69番(9つに1つが白い)、直近に使ったトーンのかさねばり。
- 「消しゴム」:ホワイト。左上から1ピクセル、2ピクセル、丸い4ピクセル、丸い8ピクセル、四角い4ピクセル、四角い8ピクセル、黒板消し(たて)、黒板消し(横)。
- 「メニュー2」
- 「色1・色2」:ペンの色を黒・赤・青から設定。描画中はBボタンで切り替えられる。
- 「紙色」:背景色を白と黒とで切り替える。背景黒のとき黒ペンは白ペンになる。
- 「透かす」:前のコマから後ろのコマへ透かす。透かす後ろのコマの枚数は設定で変更でき、1~4。つねに1コマ透かすことを推奨。
- 「複写」:選択した状態で新しいページを開くと、前のページのメモがコピーされる。
- 「やりなおし」:undo(アンドゥ)。Y+左。一度アンドゥするとリドゥが右に小さくでる。
- メニュー3段目:左から「最初のコマにもどる(start+←も同様)」「巻き戻し」「再生」「早送り」「最後のコマへ(start+→も同様)」
- メニュー4段目左から
上級筆箱
- メニュー上段左上から
- 「終了」:保存せずに絵を描くのをやめる。
- 「工工(フィルムアイコン)」:時系列編集モードへ。左より、1コマ削除、新コマ挿入、コマコピー、コマ貼り付けボタンが出る。Lボタンを押すと、上紙・下紙を消す、新コマ挿入、上紙・下紙をコピー、重ね貼りとなる。いわゆるレイヤー操作に一番近いことができる。貼るときには、最新のコピーだけでなく、最新の削除コマが貼られることもあるので注意。メモ間での移動も可(ロックがかかってないメモから)。
- 「カメラアイコン」:撮影モードへ。左上から、「カメラの内外切り替え」、「描画モード(輪郭か面か)」、「シャッター(LRで代用可能)」、「消す」、「新しい撮影」の各ボタンが出る。座標は露出調整。Lボタンモードはなし。
- 「マイクアイコン」:録音モードへ。BGM、SE1~3をマイクから録音できる。Lボタンを押すと、DSiサウンドからの読み込み可能になる(SE2秒、BGM10秒まで)。またLボタンを押している間はSEを重ね合わせてBGMにミックスできる。(ページごとに音の有無を設定できる)
- 「送る」:はてなうごメモシアターへの送付。
- メニュー2段目左から
- 「消す(xボタンと共通)」:現在の上紙または下紙を消す。長押しで現在のコマ(上下とも)が消える。
- 上級筆箱
- 「メニュー1」
- 「ペン」:左上から四角いベタブラシの太さが1・2・3ピクセルのもの、2ピクセル幅でぶれるブラシ、中空3ピクセルブラシ、薄いエアブラシブラシ、キザミ海苔ブラシ、濃いエアブラシ。Lボタンを押したときは5.6.7ピクセルブラシ、速度反比例でインクが太るブラシ、中空7ピクセルブラシ、太い薄いエアブラシ、太いキザミノリブラシ、太い濃いエアブラシ。
- 「塗る」:トーン。左上から61番くらい(9ピクセルに1つが黒い。11%)、62番くらい(4ピクセルの1つが黒い。25%)、たて線50%、横線50%(縦横重ね塗りすると4つに1つが白いのになる。影付けに便利そう)、65番(市松=チェッカー、50%)、68番(4つに1つが白い。75%)、69番(9つに1つが白い。89%)、かさねばりトーン40%。Lボタンを押すと、広範囲用太ペン。(トーン自体は同じ模様)。ペン種を展開したあと方向キー上を押しながら選ぶと、広範囲用みたいなアイコンになるが、中太ペンとなる。
- 「消しゴム」:ホワイト。左上から1ピクセル、2ピクセル、丸い4ピクセル、丸い8ピクセル、四角い4ピクセル、四角い8ピクセル、黒板消し(たて)、黒板消し(横)。Lボタンを押すと白トーン。隣にある「塗る」のトーンをひっくりかえした模様のがでる。
- 「メニュー2」
- 「上紙・下紙」:該当コマ内でのレイヤー操作(2枚だけ)。↑↓で上下入れ替え。レイヤーごとのインク色設定(黒、赤、青)。レイヤーの可視・不可視切り替え*10。Lボタンで統合可能。
- 「紙色」:背景色を白と黒とで切り替える。黒紙の場合、黒ペンはしろペンになる。上紙、下紙とも、背景色は共通。
- 「透かす」:前のコマから後ろのコマへ透かす。透かす後ろのコマの枚数は設定で変更でき、1~4。つねに1コマ透かすことを推奨。Lボタンで「下書き」に変化。50%濃度の1ピクセルラインで下書きでき、見えなくすることもできる。実質3レイヤーに。
- 「複写」:選択した状態で新しいページを開くと、前のページのメモがコピーされる。
- 「メニュー3」
- 「範囲」:範囲指定。白紙には緑、黒紙には黄色で一筆書き。閉じた範囲がいくつかあってもよい。Lボタンで閉じ認定を網掛け表示*11。L押したままドラッグすればフロート移動してくれる。L+Aでペースト*12。L押したままXボタンでペン色と背景色が反転、もう一度Xで戻る。L押したままドラッグでインク色描画部分がコピペ移動(背景色は透明認定)。範囲指定したままマイク?タッチエリア?に息をかける*13と背景色がトーン塗りされる(現在の塗りトーン、インク色で)。むしろ範囲指定せず、指定ペンが触れたまま息をかけると、画面から勝手に範囲を認識してトーン貼りしてくれる!
- 「コピー」:コマ内の指定された部分のみをコピー。Lボタンで「切り取り」に変化。
- 「貼り付け」:指定部分の貼り付け。他のページにも貼れるけど、編集でページごとコピーしたほうが楽かも。
- 「縮小」:50%縮小。*14Lボタンで「拡大(2倍)」に変化。
- 「横反転」:コマ全体を横反転(部分反転不可)。Lボタンで「縦反転」に変化。*15
- 「下書き」:下書きできる。目で表示・非表示。消すにはパレットを選択した状態で「消す」。
あとは通常筆箱と同様です。
未検証
※トーン関連。「?」「??」のトーンの作成は直近トーンのかけあわせでよいか。→2√2×2√2の37%で固定。白トーンはどうか。→37%を63%に変換するとき以外使わない。範囲反転でもよいのでは。 上紙、下紙のトーンのずらし貼り、色替えでどこまでトーンはアレンジできるか。たぶん、単色だと11%、25%、50%、75%、89%が限界だとおもう。(3×3ピクセル以上のトーンは荒いだろう。でも33%トーンは1-3-2の塗りで可能だよな。10%トーンもたぶん可能だ。4×4の6%トーンも可能?→縮小コピペ機能でつくれるか?)色のかけあわせで黄色く感じられるトーンは作れるか(残像はやだな^^)。→どのトーンも素材集をさがせばありそうだ。
※上級筆箱で編集したメモを普通筆箱で編集することも可能? 普通筆箱で写真でとった青紙を上級筆箱でレイヤー化してずらすとトーンになるらしい?
※上紙、下紙で別の背景色が使用できるか?できない。同一メモのなかでコマごとに背景をかえることはできる。透明ピクセルの認定はどこまで?白ペンの使用?←背景色=透明。
※十字キーの上を押しながら塗るを選ぶと中サイズになるのは、普通筆箱でもよいか。囲みで?(「塗る」の「?」か)を選ぶ→塗れ!?←番長のいってることがわからない。?は?じゃなくてエックスボタンのことでいいのか。拡大縮小点描支援てのもわからない。
※タッチパネルの端っこがDSペンでは描けない。かといって、ペンタブはもったいないうえに、軸の磁気が心配。いい細いペンはないだろうか。もしかしてカッペリーニか春雨か綿棒の軸で自作すべきなの?でんぷんがつまるといやだから綿棒かな・・ピクセル描くより撮影が楽そうだけど。←竹串が描きやすい・・!
要望まとめ
- 斜め回転させてほしい
- 縮小拡大を50%よりもっときめこまかく
- 上紙に不透明背景色をぬれるようにしてくれないと、背景画との合成がうまくいかないんじゃないか・・下紙のみ最初にいっぱいコピペしとくしかないの?
小技
- 録音
- ヘッドホンで採る(ふかふかが付いてるってことですね)
- 大きい音を後ろ向きにとる(たぶん、服を着ている人体を反射させている)
- 元BGMを2倍にして速度も2倍にして録って速度落とすと2分取れる
マナー
- 丸コピー(スピードを変えただけなど)
- 点滅など生理的に視聴行為が不愉快なもの
- 著作権違反
- 上紙・下紙の非表示でのエロ配布
- プロフィールでの自己宣伝(個人情報法違反)
- リロード連打、逆にダウンロード不可視化のためのパタ閉じダウンロード
なんとなく気になってしらべた。DSiLLの解像度は、DSiと同じ192×256みたいだね。
参考および謝辞:取扱説明書、番長、「うごめもじゅく」チャンネル(R↓↓↑←B)、はしばんさん(ALYLLRLXRL)
うごめも続き
使えそうなシークエンスから機能を逆引きメモ
- 部分から全体が現れる→全体をつくり、フィルムアイコンでたくさんコピーペーストして、うしろを残し、手前にむけて大きく消す。
- ビリビリ震える→Lドラッグでちょっとずらしてフィルムアイコンで交互にコピペ。びりびり、がたがた、ふらふら、ぶんぶん、ぽてぽてなどできるとたのしそう。繰り返しは楽だね。
- 背景の前でものが動く→下紙に背景を綺麗に書いてフィルムアイコンのLボタンで下だけコピペ、上紙に動きをかく。シークエンスができたら、上紙のものが重なる部分の下紙を消しゴムで消しまくってゆこう。
- 通り過ぎたものが引き返してくる→フィルムアイコンでコピー。Lボタンドラッグで画面からはみださせたあと、上級メニュー3の右端の左右反転ボタン。
- 波紋が移動→範囲反転。しかし綺麗な同心円はむずかしそうだなあ・・撮影してなぞるのかな?まだ長方形の波紋のほうが楽か。下書きでセレクトボタンをつかってバッテンの補助線を書き、選択範囲をつくるとよさそう。
- 精細な絵を描く→適当にいっぱいに絵を描く(コマ1)。→縮小してフィルムLで別のコマ(コマ2)の上か下にコピぺ→コマ1を拡大して、Lドラッグでずらして続きを書く→またコマ1を縮小してフィルムLでコマ2の逆の紙にコピペ→コマ2が重なって見えるので、Lドラッグで位置あわせをして、描画メニュー2のLメニューで統合する(どちらかの紙をあけるため)。 この繰り返し。 元絵のコマをきちんととっておけば、足から頭まで全身をカメラでナメる動きもできるだろう。
- 人が歩いてくる→上紙に書いた人を上下に少しずらしながらコピペ。背景を鍵カッコとか放射の形に切り取り、後コマから先コマへ進むごとに、1ピクセルずつ中心から外側にずらしてゆくってのはどうかな。真ん中を適宜書き足すこと。
- 文字の白抜き(ふちどり文字)→文字を書き、頁全体を範囲ペンで囲み、「?」塗りを選び、文字を「?」範囲ペンで囲み、L+Aボタン。L+↑。A、→、↓、A、←、←、A、↓、→、A。最後に「?」消しで消して完成!
+柄ペン(下紙の柄を上紙スクラッチで見せる方法)→下紙に柄を描く。紙色を白以外にして、上紙を白にして、全部塗って、消しペンで描きたいものを描く。
こうなると円ツールもほしいし、細部を書き込むときの拡大縮小もほしいし(点描支援ってそういうこと? でも画面の中心部1/4面積しかつかえない・・ってあっ縮小してからLドラッグして統合しろってことか?)(拡大って中心部に書いたものをドット絵っぽくしたいときしかとりえないじゃんよ・・どうしてはしっこのものを拡大できないだろうか?範囲選択でできるんだろうか?)やっぱりおくから手前、手前から奥になめらかに拡大するような動きは好きだけどなあ。3DのDSでいっぱいそういうの出すんだろうなあ。
*1:2010年5月5日時点の最新バージョンは、2009年7月29日13時更新の、ver2.1です
*2:逆に、コピーをたくさんつくって、さかのぼって右下から消していけば、字が筆跡どおりにあらわれるようなのはすぐにできますね
*3:このカエルマークは、設定でカエルを表示すると設定した時のみ表示される。ペンが迫るとどいてくれるけど、左下に点描したいときは最初からどいててほしいよね。
*4:これを使用すれば、物体が上下左右に移動しているだけのアニメなんてすぐできそう。
*5:ぶるぶる震えるのなんかいいね
*6:エアブラシで描くと集中線っぽい入りの線になる。
*7:フレームレート0.5
*8:フレームレート16。通常のテレビアニメはたしかこのくらい
*9:派生や履歴保存に便利
*10:透過%の中間はなく。不透過白もないのが不満
*11:始点と終点に多少の開きがあっても勝手に閉じてくれてるのがわかる
*12:コピーが画面に定着するが、まだフロートは生きている
*13:けっこう強く
*14:大雑把すぎる;;
*15:縮小反転はアニメの連続性的にはつかいづらそう。上手から下手に消えていったものが下手から再び現れるとかそんなときに使うのかな。