残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

TRPGその他のネットにハマった息子さん・娘さんを持つ親御さんへ

TRPGの説明をします

ティーアールピージー、TRPGというのは正式名称「テーブルトークロールプレイングゲーム」といって、マルチエンディングシナリオをサイコロで転がして進む参加型ナゾトキゲームです。
古くからあるボードゲームである「人生ゲーム」と似ています、主にプレイヤーの地位がサイコロでコロコロ変わる部分が。
オンラインでやる場合多くは声でしかやり取りや指示を出しませんし、役柄は虚構とわかったうえでプレイするストーリーですのですべて仮名です。
知らない人とやることを不安がるほどのものでもありません。
ただし、いくつか注意点があります。
・シナリオ(脚本)部分によっては殺人、死体、吊った(首を吊らせた)などの過激ともとれる言葉がでてきますし、バッドエンド(自分が死んだ、人殺しでつかまったなど)があることがあります。子供が中学生だったり、同室に弟や妹がいるなどの場合は不適切なシナリオを選んでしまってトラウマになるかも。要注意です。
・それを親が知っていても子供自身の言葉でTRPGについて説明してもらうのはいいとおもいます。子供自身がTRPGについてうまく親に説明できないような場合は、やはり本名で登録したりルールを破ろうとする場合がありますので、やめさせたほうがいいです。
・司会進行をゲームマスターという人がやっていますが、この人は通常、お金をもらっていないボランティアですので、過度な負担をゲームマスターにかけないほうがよいです。説明しなさいとかいわれたらもう二度とその子はゲームにいれてもらえないとおもいます。
・長めのシナリオで盛り上がると1回の卓に6時間くらいかかる場合もあります。また社会人プレイヤーが多いため日曜の昼間などをつぶして夜までかかる場合があります。夜から開始して明け方というのもあります。その時間コストによるリスクをお子さんに理解させてください。
 
他にもニンテンドーを飛び出して対人ゲームをやりたい場合、

デッドバイデイライト、
第五人格、
アモアス(アマングアス)
ガーティックフォン

などが5分程度で済むパーティ型オンラインゲームの定番になりつつあります。
逆に、よく無料配布していて一見無害なものにみえるマインクラフトは・1プレイが長い、準備するパソコンがゲーム用でなければならず高価、回線も早くなければいけない上に、サーバー役のPCはセキュリティが甘くなるなどリスク要素がいっぱいです。
ほかにフォートナイト・エイペックスなどもありますが、武器で他人を撃ち殺して派手に血しぶきが飛ぶ画面があるのであまり慣れさせたくないですね。もともとR18指定のはずだとおもいます。

FPSやMGSなどのゲームは大体15歳以上(C)、17歳以上(D)ですが、その年齢以下の人がDのゲーム(たとえば15歳がFPS)をするのはいいと思いますか。

スプラトゥーン(ソフト代金+月額300円かかります)のほうが高くても安全だとおもいます。
 
そういったゲームより費用が少なく長く楽しめるTRPGを選んだあなたのお子さんは親に賢い判断をしようとしたのかもしれません。
長期的に穏やかな大人とお芝居をして楽しみたいのもコロナ下の成長や発達にはよいこととおもえますので頭ごなしにしかりつけないで、長期休暇のときぐらいはゆるしてあげてください。
 

ゲームマスターさんへ

ボランティアゲーム運営ご苦労様です。リスクを理解して募集してください。
・子供を深夜にあそばせて寝落ちされないか
・子供が親に中断させられないか(怒りでルーターを落とすお宅を知っています)
・シナリオの年齢制限を見落としていないか
  

親から子に向けてのTRPG小テスト(他のゲームにも転用可能です)

こういうことについて○○ちゃんはどうおもいますか?
問1・TRPGをするときは本名や住んでいる場所やラインアドレスを相手におしえてもよいと思った。
問2・TRPGをするとき話が難しくてわからなくなったし、急にどうしてもトイレに行きたくなったので黙って回線を切った。
問3・TRPGのプレイ仲間からもっと楽しく長時間あそびたければお父さんとお母さんとの約束はちょっとくらい破ってもいいでしょうと何かを頼まれた。
問4・TRPGをしているとき、同じ部屋の兄弟にうるさいからやめてくれと怒られた。
問5・TRPGをしているとき、クラスの気に入らない同級生や先生の名前を悪役にした。
 
どうしたら問題が解決できるでしょうか?