残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

話題のジブリ映画みたけどもう大変なことになっておった

総集編か?総集編なのか?いいとこつまみ食いしつつ全体のトーンは暗いんよ
ラピュタでもありハウルの動く城でもあった気がする(←動かない)
そして地名タイトルを飽きられるほどやったからって「君たちはどう生きるか」というタイトルは詐欺では。
(しかし鷺だからしょうがない)
そうだよねコペル君の話だよね(ずっと昔に小説読んだから覚え違いかと思った)
 
んで軽くネタバレなんだけど
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思い出のマーニー和風版だった
というか思い出のマーニーあんまり何回も見てないからこの機会に見比べたほうがいいかもだな
 
もっと重いネタバレメモするけど
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さじ加減がよかったなと
 
結局(ジブリ映画でよく死んだり居なくなる)お父さんは比較的存在感あったんだが、
武器商人でお金持ちなので後日でいう「戦争犯罪者」の一員である
だがまず映画内にこのお父さんを責める描写はない。(豚にもならない)
そして真人が「異世界の象徴たる積み木を受け継がない、その資格がない」と告白するときの「私には罪がある」は右手側のこめかみの傷なのである。全体主義に生まれて数年の子供は巻き込まれない。
そこがよかったのか、悪かったのか判断できない。個人の成長の話ではある。
あとはやはり冒険のなかで傷はずっと(半ば治りつつ)残る。
傷をうけて成長するのがジブリの少年少女だなぁ。
傷のせいでちょっとパンクな髪型なのもおもしろかった
そう思うと鳥って頭つるんとしてるしワラワラもつるつるしててかなり作画らくそう
あとファブリックもあまり布っぽくない表現をする。
 
宇宙からきた石に意思があるところはラピュタである。
回廊の宇宙もそうだが、美しくも厳しく人間や生命を拒むものの映像化をすると、宇宙なのである、双腕星雲なのである。
 
鳥は鳥頭なのである。
 
パンフは買わなかったので配役がだれがどうとかわからないけど
木村拓哉(ゲスト)はインコの王国のなかで「ん?このモブ、やけに声がいい。ヒヤマか?」とおもったのがたぶんキムタクかなぁ
 
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さらに詳しくストーリーを追う。
導入の火がほんとうに怖かった 非現実的に早い子供の動きが悪夢的であった。
 
非現実的なほどひろいお屋敷でお嫁さんはきれいなお宅なのでなんとなく三角屋根とか犬神家とか思い出す(映画宣伝で「ミステリーという勿れ」何回かやってたからもある)。
 
塔を掘り返すところは台湾ホラー映画の呪怨の洞窟っぽかった。
むりむりっと顔を押し込むときなど必死の目つきの演技がよい。ふっと別の方向みたりするやつ。
主人公は弓矢を得た。初心者が弓矢つくって試し撃ちするとだいたい味方に当たらないかひやひやするじゃん(なんとかの銃みたいな)。それがちゃんと追尾しおってすごい。軽く板のサーカスだった。
 
鷺がわりとすぐにやっつけられる。
鳥との対決は三部構成で一部にでてくるのが青鷺。
二部がペリカン。援助にキリコがきてくれる。服であれっとおもったけどちゃんとすぐにネタばらし 巴午前もだけどかっこいいよな
ワラワラはちょっとすみっコぐらしを思い出したくらいにはかわいい。
二重螺旋ぽいけどそうでもないかな?まあいろんなところにあるんだろう。
 
三部はセキセイインコ。援軍がヒミだけどセキセイのほうが全然ツヨい。社会性ある鳥が一番怖いね。ヒッチコックだね。
大王なんて権威まであって、これ見よがしに(マジックのミスディレクションがごとく手続きを踏んで)派手にガツンガツンハシゴをおとしていくのかっこよかったし。パズーならどうにかぶら下がってるでしょとおもったら、マヒトはちゃんと地面に落っこちて残骸に埋もれてるのちょいわらった。
 
主人公は義母を母と呼べるようになったり、自分の罪を自覚したり、そういう成長があるんだけど。みのがせないのが鷺を友人と定義できたことだよな。通学路で喧嘩になった子と友人になれないとおもってたんだよな。
 
布団の四つ葉の模様が壁の抜け穴にでてきたりしてたのでなんかの象徴主義はあるのかもしれないがわからん。
夢なのかな夢じゃないのかなっていうところが非常に上手(アオサギの悪夢感すごい)。
ジブリってやっぱり美術とか建物好きになっちゃう映画だな。
 
最後は5秒でめでたし
 
サンドランドみたわりと直後だったのだが、
じいさんばあさんが魅力的というか普通にいい感じなアニメ映画が最近多いとおもった、
もちろん中の人たる創作者が年齢を重ねていろいろ無理のない描写ができるようになったのだろうとおもうが。
実写だと役者じいさんばあさんに無理させるわけにもいかんからアニメはよい。

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お友達から大叔父の中の人が鈴木pだったときいてへええ~感
あとたしかにここは地獄だといっていたなぁ
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主人公のしゃべりが本当に少ないのすごい
一人称すらどっかでいってたっけ感(大人の前では気取って私といってた気がするが)
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「君どう」……じゃないタイトル考えるとしたらうーん、
・「二人の母と弟と」※これがラノベだと「ちょっと卑怯なオレがサギ男と一緒に二人の母と弟を取り戻した話」くらいまで行く
・「鳥(by駿)」※ヒッチコックリスペクト
・「美しき怖き冥界と鳥」
・「真人(まひと)」
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