残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

名古屋人はなぜお花を持って帰るか

開店祝いで花スタンドがお店の前にあると、おばさまは勝手にお花を引き抜いてもってかえってほぼ丸裸のスタンドが残ってしまう。
この習慣は新店の商売繁盛を祈ってのことといわれ、逆に丸裸にならない店は繁盛しないですぐ潰れるといわれている。

他の地方ではそんなことはなく、お花は造花でスタンド固定だったりするし、生花でも什器としてしおれるまで残される。
スタンドはどちらも設置した花屋の貸し出し物なので、花がしおれたあたりでもってかえる。

なんで名古屋だけ生花をひっこぬいて遠慮無くもってかえるかというと、そういえばと思った理由がある。
名古屋は尾張徳川家のお膝元だっただけあって、女性に着付け・お花・お茶を嫁入り修行させる文化がかなりあとまで(ヘタすると平成まで)のこっていたから。
おばちゃんは花の価値がわかるし、お店の人にはお花の扱いがわからないから、長持ちさせようとしても結局しおれる未来も予測できちゃうんですね。
そんならもったいないから私がもってかえるわ!
が行きすぎるとこうなっちゃったってことで。
今日もヨシヅヤケンタッキーフライドチキン1212号店(旧日本①号店が再開)で丸裸の花台をみかけて名古屋だなーとおもいましたとさ。