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24時間テレビの寄付金と番組制作費に関するデマ - はてな村定点観測所
この2つの記事が今さっきはてなトップに乗っていたんだけれども。
2つ目の24時間テレビの記事を読んで、でも筆者が女性ブロガーとの性交渉を赤裸々に公表しようとした問題で訴訟沙汰になった(なりかけた)男性だということを知っている。
真木さんはコミケにでようとして批判をうけたようだ。プロはプロの持ち場にいればいいと思うのだけれどそういえばすべての芸能人が24時間もだらだらやってるテレビに出るのではないわけだ。最近テレビでは独自色を出してがんばっているからコミケではもっといろいろな感触を得られるだろうし直接いろいろやりたかった(進出したかった)という気持ちはわかるけど気持ちだけ。
今までもコンテンツ+パブリシティをひっさげてコミケにきた人は叶姉妹やら男性芸能人などいるけれど、叶姉妹が非常に勉強して、コミケスタッフと相談しまくって、自前でもスタッフを雇うことまで検討していたのにくらべると今回の話はかなり見通しが甘いようで、そのために批判ともとれるコメントがたくさん届いたのだろう。こういう場合に「プロによく話を聞け」というアドバイスはある程度正しい。
一方で、24時間テレビに今回よばれなかった人のなかには女性問題で急遽出演取りやめとなった男性芸能人もいたという噂だ。(今回リフォームをしたヒロミさんは暴力沙汰で出演自粛されられていた経験もあり、これも非常に長かった)
ここで24時間テレビのようなボランティア番組ではファンドレイザーっていう黒幕とかフィクサーといわれるような存在が公認であればよいのではというのが2つめの記事の趣旨だが、本当にそれだけでいいのかというとそうではないだろうと思う。そもそも、芸能人やテレビ業界の人たちが「女性」という人口の半分を占める弱者さえ普通に差別してて普段からうまく救えていないことから目をそらしつづけて結局そらぞらしい番組しか作れていないんじゃないかな。さんまさん、石橋さん、みんな外国人女優とはまともに話せないレベルの「日本で保護されてる」芸能人男性たちだ。逆に「なぜ(日本人)女性を保護しなきゃいけないんだ」と態度に出している人たち。
そういう「出られない人」をわざとそのまま採用して、母子家庭とかほんとにその目でレポートでもしてみればよいのに。もしそれで今ある視聴率番組がぽしゃったって若手のもうちょっとわかってる人のための席が空くだけでしょう。
ファンドレイザーさんとやらの魔法でお金を集めたって、それをうまく分けられなきゃやってるのは、「国とおんなじことやってるだけ。男が考えたお役所仕事」にしかならない、手を差し伸べたことにはならないと思う。札束で顔をはたいて黙らせるのにお金をいくらつかったのとうがった見方をしたくなる。いろんな意識の食い違いが透けて見える。見ている側もつらい番組ばっかりだ。他人に無理をおしつけるテレビを見たかったんじゃない。
twitter.com以前も愚痴ったことあるかもしれないが、「誰が何を使ってどうやって掃除するか」をまったく考えずに建物を設計する建築家(9割以上男性)は痔になれば良いと思うね。というか来世、その建物の掃除をひたすら掃除させられば良いと思う。
— マット・ソーン (@matt_a_thorn) 2017年8月24日
ただ単純に、建築士に男性が多いというだけの話なんだろうが、デザイナー物件の掃除しにくそうさは異常。というか酷いと普通に暮らすことすら考慮されてないケースが目立つ。ニトリとかで売ってる普通の家具を入れて使えそうな構造にもなってなかったりするし。 https://t.co/eCDpo5T3VG
— 空飛ぶラーメン (@fly_ramen_ss) 2017年8月26日
毎年やっててお金の上の効果は大きくても、普段目に見えないものを映すために、「テレビの奴隷の元気で体力ある精選されて後ろ暗くない芸能人」なんかに託すのっていつもなにかが違う。シチュエーションが記号化されすぎてて、企画の段階で違和感ばかり。かといって必要なプロはお金を集める人なのかっていうとうーん。
普段のテレビも外国の片田舎であえて日本人職能団体がボランティアをする番組とか流してるけどそれもなんだかプロの無駄遣いっぽいし。
個人的に↓も同意です。(24時間テレビについて)
喘息をお持ちの皆様。喘息の調子が悪い時はぜひ仕事も学校も休んで医療機関を受診してください。私も喘息が悪化した時は診療を休みます。羽生選手が活躍できるのは喘息にしっかり向き合い、適切な治療・支援を受けているからであって、この病気を「言い訳にしていない」からではありません。 https://t.co/8IQ0xl5oqj
— 子どもと大人の精神科医 (@yukichildpsy) 2017年8月27日
twitter.com
追記:コミケについて。
真木よう子のコミケ突撃騒動は家入一真「CAMPFIRE」側の仕切り不足が原因か(山本一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース
オタクにとっても芸能人さんにとっても都合のいい説が。タイトルと違う人もいるんですね。とにかく裏にいた第三者を提示してくださってありがとうございます。
いずれにせよものすごく悪用されやすい場がコミケなんですよ。24時間テレビであつめた募金もそうですが、ああいう純粋な趣味の場もデリケートで。一人そういう場所にいこうとおもう人間がいても途中でからむ人によっては「俺たちだって対象者だ。好きに利用していいだろう」ってなりがちなんで、ローカルルールの塊です。親だってつれていけないような場所ですよ。
うまくたとえられるかわからないですが、漫画喫茶が民宿か雑魚寝ホテルかって話と似ています。もっと遠いものに無理に例えてみますが、パチンコの開店前~直後の席取りとか、ゴルフのラウンド中なんかもこういうローカルルール「空気読め」が優先でしょうね。途中でからみたいおじさんはぜひよく考えてほしいです。神戸のアニメ云々もほんとに傷ついた人たくさんいますからね。