残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

高学歴でも生活無能力者になるくらいややこしい世の中じゃ家庭科

今まで生活でぶつかってきた無知や困難は自分自身でも数えきれないほどたくさんありますが、調べ物をして解決したらこの日記に書いたりしてるので、今すぐにこれとは思い出せません。
それよりまともな家庭科教育をうけてこられなかった人(高齢男性)の重大な事例もたくさんみてきたので、おもい出す順にずらずらと書き並べて置きます。

<家電の取説読まない系>
・洗濯機のゴミ取りフィルター、掃除機の内部紙フィルター、エアコンのフィルターなどの交換を知らない。
→洗濯機、掃除機では、フィルターに穴が空いたまま使用してきれいにならないのを私が発見して新しいものに交換。洗濯機フィルターは穴があくころはメーカー欠品が多いけど100円ショップで代替品が買えます。
→エアコンは公共施設の管理者が掃除を知らず、設置後たった2年くらいで、「このエアコンはまだ新しいのに、全然冷えないから修理交換しようか」っていってました。私がフィルタを確認したらホコリが分厚くたまって指でつまんで剥がしたら灰色のフェルト布みたいでした。設置された全部のエアコンでそうでした。すべて掃除したらよく冷えたそうです。
 
<捨てられない系>
・新聞。押し売りされて読まないまま購読、自炊しないためレンジスペース(レンジなし)に積み上げていたら天井までいった。
→他にもゴミ出しができず汚部屋なので掃除できずくつろぎスペースがシャワーだけなのでシャワー打たせ湯出しっぱなしで毎日2時間浴びてたら自炊もしないのにガス代が高いと愚痴っていた(地球環境にも悪いからやめなよっていったけどやめたかは謎)
 
<カロリーがわからない→生活習慣病がわからない>
・ある加工食品製品のパッケージで2箇所に製品カロリーが表示されていたが、なぜか食い違った数字になっていました。カロリーとは別にタンパク質、糖質、脂質の含有量gも表示されてあったので、タンパク質と糖類のグラム数に4をかけ、脂質のに9をかけて足したら正しい総カロリー(Kcal)がわかりますよと教えたら、男性はそんなことは学校で習っていないといってびっくりしていました。
単純に高カロリーなら脂肪が悪者というのも違いますが、昨今は低糖質ダイエットとか、糖尿病のせいで、糖質が一番カロリーが高いとおもいこまれる方もいるようです。スイーツ脳といって女性をあざける言説も見聞きしましたが、カツ丼脳を自分に戒める男性は見聞きしません。男性は、丼ものやヘビーな肉メインの一品献立がスキな時点で自分は偏ってるので食事療法の勉強が必要だと思ったほうが良いです。
塩味志向については男性が女性より動き汗で排出するのならしかたないと理解できますけど、それも高血圧になるまでです。
 
<女性の生理・月経がわからない>
これらはすべて伝聞ですが、地震などの大災害のあと男性ボランティアが生理用品の大事さがわからない。どういうわけか処女は生理が来ないし、既婚女性にも性交のあとだけ生理がくるとおもっており、ゆえに生理用品はコンドームと同じように人生に余裕のある時につかうための物品とおもいこんで、この災害時にふざけるなと叫んで災害支援物資の中から生理用品を捨ててしまって女性に迷惑をかけたとか。(これは災害女性から口伝で伝えられた都市伝説にすぎませんが、男性でこの誤解と同じような思い込みがあったという人はネットでも見聞きしました)
生理痛がサボりに見える人は同じ女性でも見聞きしますが、ここまでくるとほんとむちゃくちゃだなーとおもいました。
逆に、ある女性が重い生理痛に市販鎮痛剤を規定量以上利用しすぎて、もう飲んでも効かないけど、飲まないと頭痛がするようになったという自慢?も見聞きしました。(あとから知ったけどこれは鎮痛剤頭痛という症状です。鎮痛剤がない状態に体をもどしていかないと頭痛が止まらなくなります。また、鎮痛剤を飲みすぎるような重い生理痛の影には子宮内膜症などの病気がかくれていることがあるので、婦人科に通院すべきです。)
 
 
また思い出したら書きますけど、とにかくどれだけ家事軽減用の家電がふえても、単純な筋肉での労働力が減るだけでフィルターなど重要部品をチェックするための時間とか、家族にいろいろ説明するような、管理者としての家事労働時間はたいして減ってないんですよね。
そのうちAIでフィルターを自分で取り替える家電が出るでしょうけどね(エアコンなどはフィルター掃除機能が出てます) 
 
<番外:家電製品などが構造的欠陥を持っている>
・カメラ付きインターホンの室外子機のポリカーボレンズが屋外設置が前提なのにUV耐性がなく10年使う以前に半端なく濁って親機ごと使えなくなる
・IH炊飯器の内蓋の穴が入り組んでおり中まで手やスポンジがとどかなくて食品衛生を保つのが困難
・立ち上がると即流れる便座。健康診断の検便採取が困難、普段の便の確認も困難
・助手席に重い荷物をどさっと置くと運転中にいきなりアラームがなって止まらず運転に集中できない自動車
・焦げ付き掃除に耐えない魚焼きグリルの網、欧米ではあたりまえのオーブンの代わりに使えないほど平たく狭いスペース
 
もしかして設計者は健康で体の強い方ばっかりかな?と思いながら日々こういう理不尽とたたかっております。

10/21追記

これ家庭科の授業受けてた人が書いたとは思えないですよね・・