残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

赤ブーイベントに申し込む手順おぼえがき

数年ぶりにコロナ下でも勇気をもって赤ブーイベントに申し込んだので
赤ブー手順を自分のためにも友人のためにもざっくりとメモしておきます。
なお、コミケットの手順も似てるけどあまり参考にはならないです。(入場が抽選なのでもっとややこしいです)
以下は長いので敬語を略します。

目次

ジャンルオンリー開催投票

半年前くらい。自ジャンルのプチオンリーの開催を促すために投票などすると一定数(30くらい?)で願いが叶うことがあるので。
まず新刊を同人誌印刷所で刷るともらえた新刊券を保存しておく(いまはキャンペーンがおわっていて手元にない人も多いかも)
赤ブーの同種イベント会場に足を運び、その中の赤ブーのブースにある投票場で新刊券を投票券にひきかえて、その裏にジャンル名・カプ名を書いて投票しておく。
 

感染予防

ワクチンマスク手洗い3密回避など。
あと最低でも3か月ほどまえに感染追跡アプリCocoaをインストールできるスマホに乗り換えておくこと(入場時に履歴を確認されるので)。
おすすめはiPhoneSE2(ココア用)とiPad(家で描画用)の二台もち。
 

申し込み(親イベント)

開催日が一番最初に決まる。そのあと、5か月ほど前からプチオンリーのサイトが赤ブーブー内に開設され、3か月ほど前に申し込み締め切りが来る。
スケジュールをよく確認してイベント開催当日に自分や家族の体があいてるかのチェックはもちろんかかせない
(学校行事や家族行事などとカブってしまうことも…。)。
そういうこともなく参加できそうなら、赤ブーブーのサイトをときどきみておき、余裕をもって申し込み手続きをはじめる。
(余談1 コロナの前は、申し込み締め切り前に「スペース満了=これ以上のサークルがはいれない状態」で申し込みが締め切り前に中断されることがあった。だから、早くやっておくに越したことはないです)
(余談2 コミケットはもっと締め切りが早い。8月末に冬コミの参加申し込みの締切。1~2月ごろに夏イベの締切がくる。当然、申し込んだあとに新刊書き始めることになります。)
(余談3 どうしても手落ちがあるので、カット差し替え締め切りの1週間前くらいにすますのが最低限の目安です)

詳細な申し込み手続き

プチオンリーのサイトがつくられていれば隅々までよむだけなのだが、広告もあって面倒だから言葉でここに書く。
まずB2オンラインにいってログインidをつくる(プチオンリーに緑色のバナーがあるのがB2オンライン)。
そしてB2オンライン内でおめあての親イベント(コミックシティという名前のことが多い)を日程などを頼りにさがしあてて間違えずに申し込む。

親イベント申し込みのとき必要なもの。
8000円ほど決済できる決済手段(クレカが楽ちん)。
サークルチケットを郵送されて受け取れる住所。
(申し込み時に支払った金を緊急事態イベント中止とかで返金してもらうときに)振り込み先につかえるド本名。
カタログ掲載用サークルカット
在庫と新刊の発行数と持ち込み数のざっくりした数字。

サークルカットをつくるときの方法は次のとおり。

まずテンプレートをダウンロードする。
プチオンリーの場合、プチオンリーのサイトからもロゴをダウンロードしたほうがよい。
zip配布なので解凍が必要。たぶんパソコンのほうがやりやすい。
これらをクリスタとかSaiなどのドローイングソフト(できればフォントをいじれるもの)で、zip解凍したら添付されている説明書もよくよみながら、別レイヤーの自作絵と適宜に配置する。
オシャレなフォントでサークル名とカップリングと小説・漫画の別など必要事項を絵の上のテキストレイヤーで記入。
グレースケールで統合し、jpgかpsd(フォトショップドキュメント)かpngで保存したらそれがサークルカットです。

サークルカットと在庫調査は申し込み途中でやるとタイムアウトでめんどくさいのでそれがそろってからb2のページにもどって申し込みを続ける。
8000円ほど支払って申し込むのでどきどきしますね。
カットに誤記があって直前修正するときは追加料金が発生したりもする。
(余談:コミケットだと印刷カタログなのでそもそも修正がきかなかったりする)
 
うまくいくと2営業日のちにb2オンラインで申込番号が発行されている。

子イベント申し込み

親イベントで発行されたの申込番号をつかって、赤ブーサイトのプチオンリーに参加申請手続きをすることで、ようやく、プチオンリーへの申し込みも済ませたことになる。
参加申請はプチオンリーのページをずっと下にいったところにある。
ジャンル内の有志さんでアンソロだのスタンプラリーだのが開催されることもあるので参加するかどうかは考えて決めよう。

宣伝・本の制作

自分の尻たたきもかねて、ツイッターアカウントのユーザー名に「なぽりん@○月○日東○○○スペースにてお待ちしてます」などとつけて常時表示させる人が多い。
新刊をつくるときはピクシブファクトリーで同人誌をどこで印刷するかをきめ、仕様(=締め切り日や版型=サイズ、ページ数、費用)も決めよう。そして表紙から順番に仕様にあわせて制作しよう。
表紙はテンプレートが印刷所側で用意してあったり、背幅計算機などで表紙サイズを自分で決めるよう指示されることがある。
たいていデジタル入稿できるところは裁ち落とし(=背景延長用の紙サイズ)が5ミリずつ1センチあれば十分。むかしの同人誌印刷や今でも一部のアナログ特殊仕様印刷では2センチずつ4センチくらい必要な場合もある。
本の表紙ができたらピクシブにお品書きをアップしよう。パクラレないように濃度10%のレイヤーにサンプル+作家名をいれてやきこんだりするといい。
あと印刷予定数(=通販数+イベント持ち込み数)をこの時点でピクシブアンケートやツイッターアンケートをすることで決める大手サークルさんもいる。
本の表紙とサンプル2~3ページができたら通販委託サイトに通販審査を申し込んでおこう。
印刷所で凝った印刷をするときや、大型イベントの前は混雑により、イベントにまにあう入稿日=締め切りが早まっていることが多いので、たくさん印刷するときは印刷所に予約をいれておこう。
 

(オプション)オンラインイベント申し込み

最近コロナなので赤ブーイベントは急に中止になることがある。そのときの手当として、即売会イベントとセットになったオンラインイベントが1週間後に予定されている。そっちも手続きをしておくと、急に開催中止になったときの心理的ダメージが少ない。プチオンリーサイトに細い緑バナーがあればたぶんそれだ。

(オプション)旅行手段確保

交通手段と宿とファッションや美容院の予約。最初2つはイベント開催地すぐに住んでいる人は不要なので羨ましい。
ちなみにサークル参加者の場合は会場に8-9時ごろに入っていた方がよい(イベントの一般向け開場は11時だが、それまでに荷物受取や修正チェックなどいろいろ手続き入ることがあるので)

(オプション)信頼できる友人と打ち合わせ

売り子さんや買い子さんを頼んでサークルチケットを手渡しておく。「前日私が病にたおれたら代わりにスペースを何とかして頂戴…」と頼める人がいるといいですよね。
一般で買い物に来る人とも同窓会的な意味で打ち上げ会(オフ会/アフターとも)をしたり聖地巡りできたりできるといいですね…でも体力には限りがあるのであまり盛り込みすぎず少な目がおすすめ
 

締切までに原稿をしあげて入稿する

印刷所さんとやり取りして修正もする、この辺はものすごくややこしいのでここでは一口で書けないが大変である

(オプション)入稿から当日まで

新刊は印刷所から直接発送だが、在庫や什器を自宅から発送しなければならない(赤ブー側で指定された手段で発送すること)。
同人オンライン委託書店からの在庫引き上げも早めに手続きしておくこと。

あとは個人の楽しみ、美容院いったりファッション考えたりネイルに凝ったり差し入れの土産菓子かったり手紙書いたりスケブしたり荷造りしたりチラシつくったり人によってコピー本つくっちゃったりと脱稿ハイでそりゃもう大変ですが年に数度しかない舞踏会だからね…出来る範囲でがんばろうね…
お金はおろしておこうね、感染予防には念を入れようね 本当に健康第一ですからね

以上! 
老婆心ですが最近はツイッタータイムラインも楽しくて、ずっと貼りついているとこれらの手続きがすすまないので本を出す人はもくもくとがんばってる時間帯がある人だとおもいます…