残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

ざっくりSNSリスト 2022/5/30版 (追記する予定)

このところいろいろな不祥事だのシステム障害事故がながれてきて、SNSてのも盤石じゃないんだよな(mixiインフォシークの例をみるまでもなくhatenaだって)と思うことがありました。
また、私は同人をやっていてその目的からみて今つかいやすいと思うものをまとめて挙げてみようと思いました。
まずは自分がSNSに備わっていて欲しい条件を独断と偏見でリスト化しました。

現在私が使っていてつかいやすいSNSの条件は

①システム:システムが安定していてUIも使いやすい

 (加点:荒し対処ブロックなど不法行為の予防)(加点:作品クラウド保存)

②運営:ポリシーがしっかりしている

 (減点:社内不祥事)(加点:上場済み)(加点:二次創作物の著作権の扱いに詳しく年齢・性別などによるおかしな差別を強制されない)(加点:成年向けコンテンツコントロールの必要性をユーザー側も学習しやすい)

③ユーザー度:ユーザー総数が多い

 (加点:比較的多数の商業作家がこまめに更新)(加点:ユーザー側の著作権知識や使用ポリシーがしっかりしていて民度が高い)。

④選好性:目的にあわせた画面がつくれる

 (加点:見せる範囲を数段階調整できる、合法目的での複垢使い分け)(加点:見たくないコンテンツをミュートできる)

⑤居心地:加入しやすい。人柄が知れる。知り合える。(減点:無料ユーザーに強ハンデ)(加点:スマホ対応)(加点:ツイッターログイン可能)

 (加点:日常報告が可能なゆるい雰囲気)(加点:課金しなくても過去データが消えない)(加点:タイムライン=ユーザー混在の最新情報画面が見られる)
さらに作品発表用途SNSでは

⑥字絵混在:タイトル付与やキャプションやタグによる文字絵画混在化画面によりゆるい長編作品連携が取れる(芋づる式に好きなものをたどれる)

 (減点:絵中心、字中心のどちらかへの特化サイト)
さらに小説作品投稿でいうと

⑦小説編集:長文OK、縦書き・ルビ・改ページ・挿絵・表紙の可否など
⑧その他:上記の特筆事項など(加点:頒布プラットフォーム)
番外:

ここで解説しないが、①~②が◎な「同人作家特化しているSNS」もある。「サークルドットms」や「赤ブーのエアブーとFOLIO」、同人印刷所SNS、「クリスタ」など。これらはサークル参加や同人発行で収益できるので余技的サービスである。総体的には「高額な会員制サービスのおまけ」であって、⑤居心地に欠ける。その結果として③④⑥⑦などにも欠け、結局「事務連絡や日常報告だけならツイッターで事足りる(ので使用者が増えない悪循環)」となる印象だ。

番外:

ピクシブツイッターカードの大型画像つきサムネイルにすべて対応しているのが地味に宣伝に便利だったこともある。
ただ、これは文字書きさんでもピクシブに告知を投稿する場合には絵として投稿していたり、
逆にR18絵や注意すべき絵にはいわゆるワンクッションをつくっていたように、
カード不対応urlと同時に表紙jpgをツイッターに同時投稿すれば似たようなことができる。むしろ文字書き全員やったほうがいい。表紙作成サイトいっぱいあるから。

 
上記を踏まえて各候補の説明をしていきます。

交流用(ブログ型)

ツイッター

①システム:◎バルスウクライナ侵攻、コロナなどの重大ニュースのバズりに耐えるシステム。全ツイートの過去ログデータを送ってもらえる。
②運営:△イーロンマスク不安と、誤凍結(の解除申請)に手を焼いているようだ。
③ユーザー度:〇全世界にユーザーが多く告知効果高い。
④選好性:◎ブロック・ミュート・NGワード・センシティブ隠しなど一通り備えているが、ユーザーの要求水準もめちゃ上がっており逆カプサジェストがうざめなど高機能ゆえの苦労をかかえている。また、うざ広告はひどいと5ツイートに1度でてくるのでこまめに非表示設定するひと手間が必要。慣れるまでは大変。
⑤居心地:◎無料にしては最高レベル。
⑥字絵混在:〇画像もGIF動画もそこそこ行ける。アイビスからツイにメイキング動画投稿できるの最高に良き。
⑦小説編集:△ネタツイ、文庫メーカー、プライベッター連携。
⑧その他:API提供でポイぴくやフセッター、各種診断など派生サービスがある。居心地がよすぎて日常交流としては一億点さしあげたい。

 

くれっぷ くるっぷ | なんでも創作系SNS

①システム:?まだよくわからない。
②運営:〇まだよくわからないが、ツイッターやハイクとおなじようにタイムラインを自分で構築できる時点でよさそう。クローラー除けがデフォルトで存在(金儲けには不利なのに)。棲み分け配慮がありがたい。
③ユーザー度:?ユーザー数が少ない。ハイクとピクシブ本体のいいところをつなぎあわせた感じでポテンシャルはあると思うのだが。
④選好性:◎タイトルとユーザーの棲み分けで安心。ハイクのいいとこどり。
⑤居心地:?
⑥字絵混在:◎画像にタイトルとタグがつけられるのは最高。ピクシブのいいとこどり。ただタイトルがタイトルに見えない場合あり。
⑦小説編集:〇小説モードがある。
⑧その他:期待の新人。

絵画作品専用

ポイぴく

①システム:〇安定
②運営:〇単機能だし
③ユーザー度:〇ユーザー数はそこそこ多く、多数のアマチュア作家がつかっている。
④選好性:〇自分の好きなタイムラインがつくれる(ちょい好き機能)、公開相手も選べる。
⑤居心地:〇ほぼ無料ユーザー。ツイッターとの連携性、スタンプで居心地よし。
⑥字絵混在:×文章は投稿しにくい(文庫メーカー併用なら告知には十分だがurlリンクは無理)
⑦小説編集:文庫メーカーでも長文は無理。
⑧その他:青いサイト。キーワード保護でキーワードヒントがただの単語とめちゃ難しい(ツイにもヒントなし)人がいた

 

文字作品、文字+絵

ピクシブPixiv

①システム:◎。システムが安定していてUIも使いやすい
②運営:×ポリシーがしっかりしている(二次創作物の著作物扱いも早期から堂々とやっていた)ものの、社内不祥事が何度もある。また広告ポリシーがひどい。グロ広告のくりかえし表示を「止めて」とたのんでも止めてくれなかった上に責任たらいまわし。広告表示内容があまりにひどいのでやめさせるために課金せざるを得ない脅迫的運営。
③ユーザー度:◎。ユーザー数が多く、たとえば毎晩のように商業作家が描画中継してくれてすごく勉強になる。
④選好性:△。自分の好きなタイムラインがつくれるが有料化しないと人気順検索はできない。またランダムの「おすすめ」に逆カプがしょっちゅう出てしまう。おすすめ非表示はできない。
⑤居心地:×。無料ユーザーには②のグロ広告など扱いがかなり厳しい。ランダム表示機能もSEOがかかっているようでコントロールできず余計なお世話か。棲み分けもブロックがある程度。若年層や外国人などよくわかっていないユーザーもふえてきた。♡やいいねの数字を求める絵画投稿者、また完全雑食の成人閲覧ユーザーだけなら居心地がよい。弱肉強食の発表の場。
⑥字絵混在:◎ タイトル付与やキャプション芸やタグによる文字絵画混在化によりゆるい長編作品連携が取れる(芋づる式に好きなものをたどれる)
⑦小説編集:〇 小説の体裁はとれる。長文OK、縦書き・ルビ・改ページ・挿絵・月がわり表紙も。
⑧その他:◎ 手軽に印刷・電子出版物を頒布できる手数料安価なプラットフォーム「ブース」、「ピクシブファクトリー」、「ピクシブコミック」、「コンテスト」、描画配信など目玉がいくつもある。また、urlをツイッターに掲載すると自動でサムネ絵が出る(この点の評価は分かれるが自分は加点したい)

プライベッターPrivetter

①システム:〇 
②運営:〇 
③ユーザー度:〇 
④選好性:〇 公開相手が選べる。
⑤居心地:△ タイムラインは分かりづらいが右上のアイコンからみられる。
⑥字絵混在:タイトル付与やキャプションやタグによる文字絵画混在化によりゆるい長編作品連携が取れる(芋づる式に好きなものをたどれる)
⑦小説編集:(長文OK、縦書き・ルビ・改ページ・挿絵・表紙の可否など)も有利。
⑧その他:白に黒と青のサイトだがブクマアイコンは青緑のP。ポイぴくと似ていて困る。

ふせったーFusetter

①システム:〇
②運営:〇
③ユーザー度:〇
④選好性:△ タグとかミュートとかない
⑤居心地:△ タイムラインはない。 
⑥字絵混在:× 字のみ
⑦小説編集:× そうでもない
⑧その他:早バレ防止には重宝するけれど本にしたい感じじゃない

ソナーズ

①システム:〇
②運営:△ マネタイズに迷走中
③ユーザー度:△ 数が少ない
④選好性:△ タグ数制限
⑤居心地:〇 書いた文に直接♡がもらえる
⑥字絵混在:字のみ
⑦小説編集:△ 
⑧その他:創作向け。あと母体運営者がマシュマロ。マシュマロにもお世話になっている。

ピクトブランド

①システム:〇
②運営:〇
③ユーザー度:〇 ここだけをつかってる友人も多い
④選好性:◎ 晒にならないようにツイッターにサムネがでない(手動でサムネ投稿すべき)。また逆カプなどにも超気を使っている。ピクシブになれていると静かすぎる画面にびっくりするかも。
⑤居心地:〇 プレミアムを契約するとアクセスログが便利だがピクシブほど無料が不便でもない。せっかくプレミアムならもっと過去のアクセスログをとっといてくれてもいいのに(これからを期待)。ただすわっていてもなにもでてこないのでこまめに検索&フォローの作業が必要なのはどこもおなじ。
⑥字絵混在:〇
⑦小説体裁:〇
⑧その他:ピクスク(オンライン即売会イベ)、ピクスペ(頒布サイト)、男女CP向けにはピクトメルフェムも存在。だんだん便利になってってる。あと名古屋推し。

その他(オタ活向け、未調査)

デビアント 外国勢
スケブ 推し絵師に課金できるけど表紙には使えない。たまに同時多発発注があってそれはおもしろい。
かべうち https://kabe-uchiroom.com
ぎゃれりあgalleria.emotionflow.com
 

BL限定 ほるね

BL限定なのでキャラよりエロ重視。その結果男性向けで結果的にBLになった作品(ふたなりだの男の娘)が非常にツヨい。ユリ限定サイトも持ってる。

その他一般向け

・タンブラーtumblr
よくしらないが写真中心なので⑥×の上に、同人絵(成年向けでも)を勝手に自由に転載してしまう外国ユーザーが多いそうなので③が最悪とおもっている。
・シェア転載無罪と思い込んでいるサイトはPinterestも似たような感じ。デリカシーを要する二次創作のコントローラビリティを失わせる行為は結局「表現の自由」をも絞め殺してしまうので少なくともファンアートや同人向けではない。

はてなブログ(ここ)

①システム:〇炎上に耐える。一種のクラウドであるフォトライフも加点材料。
②運営:〇上場済み加点。はてなブクマ・増田は炎上しがちで不安要素だが、経験値ある運営は法律・訴訟にはかなり強い(比較的手落ちが少ない)イメージがある。
③ユーザー度:△ブログサービスの中では老舗だが、法律や長文といった固いものを好かない人とは相性がよくない。生活エッセイ系コミック連載にアメーバなどやわらかめのブログサービスを使う人も多い。
④選好性:〇ブロックできる。無料でも変な広告も出にくい。運営していけるのか不安になるくらい。ただ増田とブクマをもっており、炎上の火種はつねにある。あちらをいちいち気にしだすと大変面倒なことになる。なにかあれば運営と相談したほうが話が早い。
⑤居心地:×はてなハイクがなくなって他人との連携がしづらい。孤高の人になりたいなら気にしなくていい。
⑥字絵混在:〇画像もGIF動画もそこそこ行けるが、たいていのことは手動設定だから注意。画像投稿の上限あげたいときはブログプロ購入が必要。
⑦小説編集:△縦書きモードなし、改ページなし。ワードプレスと同様、ブログ向けhtmlでできる範囲なら可能。それも「はてな記法」知識が必要で多少は面倒である。
⑧その他:ユーザーに同人やってる人はすくない(表立ってない)が、うたちゃんと増田同人日記はわりと好き。

sudohaiku  https://h.sudo.ne.jp/

①システム:△個人によるはてなハイククローン。ありがたいけど収益手段なにも見当たらないのでなにかあったら潰れそう。ログインidとスターとフォトライフはてなから借りているようだ。これももし有料化されるとつぶれる(はてながつぶすことができる)と思う。
②運営:〇個人運営であることを知るユーザー、民度がめちゃ高いので訴訟どころか炎上も一度もない。ハイクポリシーのままだ。ワードルめちゃ多い。
③ユーザー度:×ユーザー数は少ない。絵描きは比較的多いしはてなと同じ簡単な作画機能がついているのでポテンシャルはあると思うのだが。
④選好性:◎タイトルとユーザーの棲み分けで安心。ただR18コンテンツはお出しできない感。
⑤居心地:〇嫌いなものをアンフォローすれば出ない。無料でも広告が一切出ない。食っていけるのか不安になるくらい。
⑥字絵混在:〇はてなフォトライフ転用。
⑦小説編集:△縦書きモードなし、改ページなし。長文も入らない。
⑧その他:元祖ハイクはツイッターと同時期にできて同機能だったがサ終された。今のsudohaikuもハイクお絵描きができる。混色とか頑張ればなんとかなるしレイヤーも3枚。ただ多人数同時描画はできないのでマジカルドロウほど楽しくもない。

note

①システム:〇
②運営:〇
③ユーザー度:△ 高年齢で、同人に理解ある人よりそうでない人が多い。たまに有用なノートがある(参照文献)
④選好性:△
⑤居心地:△
⑥字絵混在:ほぼ字のみ
⑦小説編集:〇
⑧その他:同人向けじゃないな… 「続きを読む」マネタイズとその返金という仕組みはありますが、とにかくたくさんタダ読みしたい中学生・高校生は返金制度を万全に利用しそうで相性が悪い。

そのほかなつかしの個人サイト(fc2、jimdo)やameba楽天ブログ、ライブドアブログとかも一般向け創作なら普通につかえばいいとおもいます

本文の文字数の上限比べ

1 ピクトブランド 理論値100万字 (ただしどのような投稿サイトでも一回あたり50万字を超えるとブラウザの動作がとても鈍くなる:RAMにもよるようだ)
2 ピクシブ 30万字、プライベッター30万文字、くるっぷ30万字
4 はてなブログ 16万字
5 フセッター 10万字
6 プライベッター 5万字
7 ソナーズ 3万字(成長中)
8 twitter 140字
 
番外:ポイピクには小説投稿がない

どうしてこの記事を書いたか

ピクシブは現状作品投稿プラットフォームとしてはとても整っている。システムだけなら完璧といってもよい。一人勝ち。ピクシブツイッターがあれば他は要らない。
なのになんでこんな記事書いたのか。
ピクシブに二度目の男女差別をもとにした性犯罪不祥事が見受けられたからです。(一度目はアニメイトに買収される前ですが、体質改善されていないことにショック)
ピクシブのみならずこの手の企業はそう簡単に上場しない、できない。(例外ははてなツイッター)ので株主総会(いわば一般人の目による定期的な監査や私的裁判の制度)がない。
ピクシブは「フィクションだから」という前提でわりあいに過激な性的投稿を許容している。一部ユーザーはわいせつ物だの児ポで裁判になったりもしている。
でもピクシブは自分たちが当事者であるとは思っていない。「僕らは単なるプラットフォーマーです、ユーザーがそんな違法行為をしているとは知りませんでした」で済むとおもっている。
つまり現状の性差別への認識が甘いのだ(作品と現実を混同して引きずられているとしたらとても危険だ。未熟なユーザーもその認識にひきずられかねない)。
最近まんだらけが「ビニ本をもっていた、わいせつ図画販売目的所持だ」で社長逮捕されました。
そういうゆるゆるなプラットフォーマーがいる。ユーザーもそのゆるゆるに頼っていると危ないです。お互いに勉強しあいながら当局の動向を監視し、変えるべきところはユーザー数を民主主義力にかえて、政府のポリシーから変えていかねば。
 
あとピクシブは基本無料でつかわせてもらえるのはありがたいが、そのとき広告を表示させてくる。それだけならいいが。
「少女がセミを延々と局部から出産?するループ動画」というのをみせられたんですよ。それも何度も。自分の作品のすぐ右隣りで。
私は成人ですしエロコンテンツもみてみたいからピクシブつかってますけど。
あんなエグい広告は絶対二度とみたくないし、自分の大切な作品にならべたくない。
しかもそれをオプトアウトできない、報告したら「広告会社が悪い」とたらいまわしされました。
なので悪と知りながら敢えて「無料だとああいう広告を見せるぞ」という無言の脅迫に屈した形でプレミア契約してました。
今回はもう見切りをつけてプレミア契約はやめようとおもいます。
今後の投稿先もちょっと考えます。(過去のコンテンツの移住はまた徐々に検討します)
 
mixiインフォシークなど、昔はチケットやグッズの個人やりとりなどファン活動でも大隆盛だったけど今はファン活動からみすてられたSNSっていっぱいありますよね。
そうならないことを祈りつつ、自分のコンテンツや交流は大事な資産なので、卵を一つのカゴに盛らないためにもポリシーがしっかりしたところに適宜お引越ししていこうとおもっています。
現状での結論は、長文はピクトブランド、プライベッターかな。
そしてツイッター鯖落ちしたか誤凍結されたら「くるっぷ」も絶対に使う。

 

参考

Pixiv以外でも同人作品を発表したいとき - Privatter とツイッターの「pixiv」トピック検索。


自作本頒布サイト:ブース、ピクスペ、ピコ通販、とらのあなフロマージュ…についてはまた機会があれば別途。
キラー機能はまとめ発送と重複買い防止だけど、後者のためにはASINみたいな商品通番とバーコード管理必須だと思う。