残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

ファクトチェックセンターについておもったこと

 
ギリシャってアゴラ会議場があって「わからないことをみんなで話し合ってわかるようにしようね」っていろんなものに説明つけてったの
だから数学でもピタゴラスの定理とか割と有名な「きまりごと」が発見され人口に膾炙して定着していった時期なの
 
ぼくらがそうなんだけど、インターネットがなかった時代からUNIXと大学のイントラネットつかってたり、
電子メール、ホームページ、ブログ、SNSといった形の今までになかった人付き合いを生き抜いてきた人が日本に何万人もいるの
猛者っていっちゃうとアレだけどね
そういう人たちはうかつに炎上することのリスクをしっているから、うかつな発言はしないの
自分の知らないことは事実として書かない、知っていることを書くにしても
或る程度裏がとれるようなこと、身の回りの体験談を書く。
しかも主語は狭くとっておく。「日本人は~」とか「人類は~」とか大げさにタイトルつけるのは主語大きすぎで肩透かしなだけだし。
これがインターネットで炎上しない鉄則ね。
 
もちろん悪意じゃなくても人とちょっと変わった考え方を書くだけで、「違う」という理由で叩かれたりもする
けど、現代においては炎上マーケティングは一種のステータスなの
ブロガーや新聞サイトという「発言」を売り物にしている組織はある程度の誤報を出したら第三者や専門家に意見を聞いておとしどころを探る
そこまでやってこそ炎上を糧にして発言者をつづけられるの
 
今はインターネットがギリシャアゴラの役割を果たしている
でもインターネット記事の「事実を」チェックするファクトチェックセンター、これも主語が大きすぎ。非限定すぎ。
グーグルくらいの検索力があっても人は過ちにたどり着くんだよ。
 
たとえば科学的にいって「子宮がんワクチン」の反ワクチン活動はファクトチェックセンターがファクトできただろうか?
未だに不思議におもうよ。