残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

PC8801てのはね

中学生だった私が、従兄弟のようなお兄ちゃん(高校生)がしつこくねだってとうとう買ってもらったんだって!ということで初めて耳にしたパソコンの機種名です。
そのまえはたぶんパソコンというものが「パソコン」という一種類しかないと全員がおもっていた。
(なおパソコンの上位はスーパーコンピューターであるスパコンというのは新聞で知ってた。部屋一面を埋め尽くす塊。スーパーカーブームで生まれたからスーパーはすごそう高そうというのはよくわかった)
あと実際にもPC8801の前には「マッキントッシュのクラシック」等しか市場に存在してなかった。
のちにアップルになるマッキントッシュは市販パソコンというにはクソ高かった。ほぼ月給である。
 
(一般家庭でもない大学の研究室は、研究費用で、争って購入していたようだ。
というのも大学いったらこのマッキントッシュのクラシックIIっぽい縦長一体化パソコンにはいったケムドロウchemdrawとかいうソフトで六員環の図をかいて卒論に化学式をようやく記入できた。jpgだったかすら定かではないしたぶんBMPだったんだろう。デカイほうのベラベラしたフロッピーディスクにとっといたけどもう読めない。がとにかく描画には研究室のパソコンをつかわないといけなかった。1990年前半ね。)
 
話はもどって高校生ごろに父も張り合うようにMZ-731というパソコンのを買ってきた。
CPUに外部記憶装置としてカセットテープがついており、HDDなど市販には存在せず、RAMが数メガバイトしかなく、BASICを附属のカセットテープとリーダーでインストールできるが、機械語もそのまま打ち込むことが出来た。そしてうちこんだものをテープに保存できた。IMEなんてなかったから英語だった気がする。
雑誌に数字の羅列があってそれをうちこむといろんな「テレビゲーム」ができた。(正しくはPCゲームや電子ゲームと呼ぶべきである)
そうして私は大学に入学してようやくお年玉でファミコンを買ってコンポーネントケーブルでテレビにつないでドラクエのカセットを駅裏のあやしい中古ゲーム店で買ってプレイしましたとさ。
PCエンジンだのメガドラを知ったのはたぶん就職してからです。
そのころ実家は「ノートサイズの小さなパソコン(ただし厚さ5センチ)」で「HDD」が「250MBも」ついていて「スイッチをいれれば最初からウィンドウズ95が立ち上がる」すごいのに買い換えてました。