残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

著作権50年としつけときずな  

6時頃ゴハンを作り始める前におもってたことを書く(だいぶ忘れてるけど)
 
お題:著作権50年としつけときずな
 
著作権て、著作者の死後50年存続すると決められている。それは遺産相続も考えてのことだ。けど、普通に考えて、今から50年後にならないとアンパンマンの二次創作は出来ない。それってどうなの。
キャラクターってのは愛されるべく生まれてくる。もちろん作った人は評価とお金がなければ生きていけない。けれど子供にはそんなことわからない(自分だって親が居なければいきていけない程弱い)。3歳そこらでアンパンマンの刷り込みを受けて、アンパンマンの絵本が買ってもらえなければこの先の人生死んだも同然と泣く子のために親はお金を払う。もちろんその執着、世界は生きるに値するという執着を教えることこそ教育の正体だ。(むろんアンパンマンばかりを経由しなくてもいいのだ、例示だ)
「芸術無罪」で二次創作をするのはどうかという言葉をみたのだけど、どこからみても子供に罪はなくて、スーパーや自治体なんかも(子供会・母親を通して教育に親和性が高い)似顔絵大会なんかやってる。
自分たちは子供のころからアンパンマンをみて成人し、子供が生まれたらそれにもアンパンマンの靴などを買ってやっていま4*歳。ですから、9*歳になったらやなせさんが無くなって50年になるので、ひまごにすきなだけフォトショだってつかってプロ顔負けのアンパンマンの似顔絵を書いてやれる。
なんかおかしくないそれ。
相続税自体100%にしようといっているくらいなのだから、相続を考えた死後50年だなんて意味がない。欧米には、オークションのたびに画家に手数料が入るオプション的著作権があるけど、日本はそれをよしとしなかったじゃない。
自分たちはキャラクターを愛するし、愛したら似顔絵だって描きたい。人生のほぼすべてをともに過ごしたパートナーと似顔絵だのという創作で向かい合えないなんてこんな不幸なことはない。
しかも、すでに無くなった漫画家のキャラもアシスタントなどがたちあげたプロダクションが描き継いでいく。もちろん新作は見たいけれど、新作がでるたびに著作権の解放は遅れていく。ところが夭逝して新作がひきつがれずうちすてられた漫画家の解放は早い。青空文庫はいずれ漫画をも収録するだろう。
これはいわゆる「グロテスクな状況」だと思う。
資金回収したいのはわかるが、著作権がグロテスクだ。キャラクター、被造人間像はこころの栄養であり米だ。
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同一性保持権、営利かどうか、など逃げ道があるけれど、どんな些細な言い訳もたたきつぶしたいという風潮を感じる(トレス疑惑など)。もちろん通報されたら黙っていないのが企業法務の「仕事」。もちろん好きなものにお布施はさしあげたいけれど、この状態はやっぱりおかしい。