残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

雀の戸締まりのお帰り上映をみた

ただいま、おかえり
いろいろあって映画みにいけなかったので初見感想になります
 
以下ネタバレ感想
全体:
これは日本人にしか作れない、そのイベントを丁寧に取材しないとつくれないものという意味で「火垂るの墓」。
本当に災害の多い国だから。
新海さんなので黄泉の国?かくりよ?えーと忘れた……、あの世的なところがとてもすごい。時空がないのでほしぞらぐるぐるである。
冒頭、震災のシンボルが出てるのに背の低い草花がムスカリまで季節なく咲き乱れてるところであっとおもわされる。
 
キャラクター
草太
通りすがりのイケメン。閉じ師(途中でふと刀自かとおもったけどそれだと女性か)
愛されゆるふわ(服・髪型)。これはど田舎女子高校生には目の毒ですね……
声が北斗さんでイケてるんだけど最初福山潤さんかとおもった(いつもこのおふたりを聞き間違えて本当にすみません)そろそろなんとなく違いがわかってきたかも。
実は大学生で資格試験をぶっちしている。
 
草太のおじいさん
病状がうちの親戚とよく似てるから最後そんなに呵々大笑するとあとが苦しいのではとヒヤヒヤした。
声優の松本白鸚さんてなんの芸事してらっしゃるの?すごい上手だった。あら一時期でいう幸四郎さんじゃないの。びっくり。
 
すずめ
みみずが出ると目にピンクの反射光が入ってわかりやすい。
前髪にちょっとピロ毛があって正統派かわいい。まゆげ。
自分がしっかりあって今時らしくおばさんの長文ラインをよみとばし
ちゃんとおばさんの左大臣オチにもひっかからない。
一時期自分が要石になると申し出て視聴者をヒヤヒヤさせる。
いやまあわかるけど、ハピエンになって本当によかった~。
最後のシーンは私とすくなくとも両脇にすわっていた涙をだだもれさせた。
 
芹沢
こいつの東北に来ての一言「意外ときれい」とすずめの「は?きれい……だと……?(誤)」を描くためにこの映画があるといっても過言ではない。
昭和世代にささる歌をバンバンだしてくる。こいつ本当にいいやつ。一番仲良くなれそう。
「意外ときれい」に悪気がないだけに私たちに刺さる。
ゲソナンのイタリアンレッドの四人乗りオープンカーだなんてちょっと背伸びしたいお年頃。なおった(治ってない)
車庫証明どうしてんだ。駅前で三角関係になるというかなりの実績を解除している。
おばさんとくっつけばいいとおもうけど職場にもモテてるのでなんかこう~いろいろあるといい
 
ダイジン
たしかウダイジンだったらしい。この空気読まない演技がすごすぎてまたすごかった。役者さんてすごいわ……
 

新海映画でそらの雲と星と鳥、とにかく飛行物体は大事な役割だとおもった。俺も場面転換に積極的に飛行物体使おう(無理)。
 
みみず
下から金色の線が出だすとついみとれちゃう。うねうねの双腕星雲がきれい。まあCGですよね。とびらのあっちがわで退治されると土にもどる。
要石(本人は凍っているがまわりの声でちょっと教科される元気玉)が2本ささっていると勢力が弱る。ナマズじゃなくてミミズ。
 
草紙
天気の子でもおもったけど違う時代の違う画風・判型の絵をおなじ本に綴じる事例ってあまりないのでは。まあ模写の模写の……で伝えてきたってことか。
でもわかりやすくないと高校生の主人公や視聴者に伝わらないしなやみどころ。

 
全体
そうそう、「ふたりのイーダ」をおもいだした。子供用の椅子が災害のおこった子供を歩き導く構造だから。ふたりのすずめ。