残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

アロマポットの修理をした(年度末だというのに)

セレーンハウスという台湾のメーカーでは
セレーンポッドという水ようかんみたいなカートリッジに入った型のワックス型のお香と、
それをあたためるトラベル・セント・ディフューザーをうっている。
これをプレゼントとして家族がもらったものの、
絶対に保証が切れてるだろう2年近くも放置してあった。
(serene house/serene pod/ travel scent diffuser)

動くかどうかやってみた。

使い方:
ポッドの透明蓋をあけて不織布の状態にする(これだけですでにかなりいい香りがする)
本体の上部にある、多孔の蓋を、ねじをまわすようにひねってあけて、本体の黒い板の上にポッドをはめこむ。
多孔の蓋でポッドをおさえるように閉める。
本体側面にある穴に電源コードをさし、他方のUSBを適当なスマホ充電器とかに刺す。

へえUSB(A型)だから車中でも、スマホ充電器でも使えるのか。たしかに手軽だ。
ハコの説明書きにも「屋外で使うな/おもちゃではないのでペットや赤ん坊に触らせるな」とだけかいてある。
というわけで使ってみたがなんだか手ごたえがないし(パッケージによれば光るはずの)LEDすら光らない。
香りはpod開封しただけで、かなり香ってるけどね。
で、電源コードを刺す本体の孔をのぞき込むと、おかしいぞ。と。
空間しかないんだもの。
振ってみるとわかったのだが、内部にあるはずの電源ユニットがブラブラと揺れてずり落ちている。
というわけであきらかに故障なので一応箱に保証書は入っているしお店も存続してるんだけど。
もってって修理交渉するほどでもないな。というわけで自力でなんとか修理した。

まず、羊羹か未開封のpodをテーブルに伏せて置き、その上に蓋をはずした本体をかぶせるようにおく。
本体底面が上になる。
底面に貼ってある電源表示の銀色のアルミシールをそーっとはがす。
と、そこに穴のなかに刺さった形の長ねじがでてくる。
家にあった細めのプラスドライバーをねじ溝におしつけながら普通に反時計回りで開けるようまわす。
すると本体がパカッと開く。白い胴体の下半分をそーっともちあげてどかす(長ねじも同時に撤去される)。
白い胴体の上半分の上に、機構部(黒い加熱部と白いLED基板部が細いコード2本、赤と黒のコードでつながっている)がでてくる。
このLED基板部には外からでは見えなかった電源部が搭載されている。
LED基板部と加熱部との間には2か所だけ小さな長方形の穴と出っ張りがついていて、篏合する(ハマる)ようになっているが、
孔と出っ張りの隙間が広くてあまりキツキツではないせいか、電線のイキが良すぎるせいか、
逆に向けると即座に重力のまま、はずれておちてしまう。
(うちにあったのがたまたまこうなってただけで、
ほかの製品はちゃんと接着とかはんだ付けとかされているのかもしれない。)
なので、ズリ落ちないように、どうにか固定しないといけない。
ただ、加熱部になにか貼るのはさすがに傷みそうだ。
でも加熱部じゃなければいいんでしょう?
具体的には白い胴体部の上半分と、白い発光基板をごく普通のセロテープ二か所で外側からコの字に止めた。
セロハンテープが伸びたらまたずれるやつだこれ。
このことで黒いとこは、白い部分にはさみこまれた形で固定されてくれた。
つまり、白いとこが本体内部でズリおちなくなった。
逆さにして正立させても白い基板がおちなくなったから、電源部もズレなくなった。
まあpod自体も熱によわそうなpodだからね。
加熱といっても風呂のいい温度くらい。そこでセロハンテープ止めってわけですよ。
あとは逆手順で組み立てていくだけ。
本体下半分の孔と、電源部の孔の向きが合うかどうかだけは気にしておこう。

そのあと動作検証してみたらちゃんと電源コードを孔ごしに電源部に刺せたし、即座にLEDが発光した。
だが加熱部があまりにもやさしい加熱(さわるなマークがついてるけど、余裕で触れる)なので、
じっさい香りが加熱で強まってるかどうかは依然としてわからない。というオチだった。
 
これほんとにこういう仕様で売ってたもんなのか??
いろいろとなぞである。

===
2時間ほど放置したらちゃんとソイワックスが液状になるまで溶けてたのでこれでよかったみたい。
9時間つけてとめて、8回くらい、
つまり合計72時間くらいつかえるそうです。いい香りですがほかの家族は私の部屋におしこめたがりました。うーん。
 
そういえばIKEAの青りんごキャンドルも水ようかん+不織布でつめかえたらつかえそうだな。